ジュード・ロウ×アリシア・ヴィキャンデル『ファイアーブランド』、『セシルの女王』こざき亜衣とコラボ! イラストポスター解禁

0

2025年02月07日 11:11  クランクイン!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

映画『ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻』こざき亜衣氏描き下ろしイラストポスター (C)Brouhaha Entertainment Limited 2023
 アリシア・ヴィキャンデルとジュード・ロウが共演する第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作『ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻』(2月14日公開)より、漫画『セシルの女王』の作者・こざき亜衣の描き下ろしによるイラストポスターが到着。併せて、新場面写真3点が解禁されたほか、俳優の山谷花純、イギリス史家の指昭博からのコメントも到着した。

【写真】『ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻』新場面カット

 本作は、英国史上最もスキャンダラスで悪名高い暴君ヘンリー8世と、その6番目にして最後の妻キャサリン・パーが生き残りを賭けて戦う様を描く、その静かな恐怖に息を呑む宮廷サバイバル・スリラー。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映後、ミシェル・ヨー、マリオン・コティヤールを含む観客から8分間のスタンディング・オベーションを受けた。

 16世紀の英国、テューダー朝。5人の前妻は追放、処刑、出産死亡…と壮絶な運命をたどった、絶対権威のためには容赦なく王妃を切り捨てる暴君ヘンリー8世と、彼と望まぬ結婚をした6番目にして最後の妻キャサリン・パー。イングランド国教会を設立したヘンリーに反して、キャサリンはプロテスタントの信念に基づき、血塗られた国を光ある未来に導きたいと願っていた。国王と対立する立場であることを告発されてしまったキャサリンは、あらゆる政治的陰謀が絡み合う宮廷で“異端の証拠探し”に巻き込まれる。キャサリンは前妻たちのように国王に首をはねられるのか、それとも病に蝕まれた国王が先に死ぬか。息を呑む生存をかけた戦いが始まる―。

 この度、映画『ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻』と、漫画『セシルの女王』(小学館)のコラボレーションが決定。漫画の作者・こざき亜衣が映画を鑑賞し、描き下ろしたイラストポスターが解禁となった。『セシルの女王』は、ヘンリー8世の次女・エリザベス1世を女王にしたウィリアム・セシルを主人公に描いた宮廷ドラマ。先日発売された最新刊である第8集は、まさに映画と同じくヘンリー8世とキャサリン・パーの時期を描いており、絶妙なタイミングで今回のコラボレーションが実現した。

 ポスターで大きく描かれた、強い瞳で前を見つめる女性は本作の主人公キャサリン・パー。その顔には指でなぞられたような血の跡がベッタリとついている。キャサリンの白く美しい指は血で染まり、服にまで飛び散った血は“何か”が起こったことを予感させる。そんな彼女の腕をわしづかむ大きな手は、夫のイングランド国王ヘンリー8世だろう。彼の指にもまた血が付着している。この2人に一体何が起こったのか気になる、ただならぬ雰囲気を漂わせるビジュアルとなっている。

 なお、このイラストポスターは全国6館の映画館(TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ミッドランドスクエア シネマ、OSシネマズミント神戸、シネマクレール、フォーラム仙台)にて掲出される予定。

 こざき亜衣は、本作について「王と王妃。おとぎ話とは程遠いパワーゲームの中、降りる事の許されない彼女が選んだ道とその覚悟の重さに平伏すしかない。豪奢な世界観に、不釣り合いなはずの生々しい人の息遣いや血の生ぬるさがしっくりと馴染む。これが、テューダー朝の『匂い』なんだ」と語っている。

 さらに今回、阿部寛がヘンリーを演じ吉田鋼太郎が演出を務めた2022年の舞台『ヘンリー八世』でヘンリー8世の2番目の妻にしてエリザベス1世の母であるアン・ブリンを演じた山谷花純、『セシルの女王』監修を務めるイギリス史家の指昭博から本作に寄せられたコメントも到着。

 山谷は「日陰を歩く者達は、どうやって心と体を温めるのだろう。沸々と燃えたぎる野心信念覚悟。他者からの言葉に惑わされず、全うしたキャサリンの人生に、光を感じた人間がここに1人いた」、指は「宮廷に渦巻く策謀の闇を、大胆に凝縮した濃密なストーリーと史実に依拠した巧みな人物設定で描く。追い詰められたパーがただひとり自らの意志と力で苦境に立ち向かう脚本は圧巻」と称賛している。

 映画『ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻』は、2月14日より全国公開。
    ニュース設定