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韓国の人気女性気象キャスターのオ・ヨアンナさんが24年9月に急死した件で、所属した公営放送MBCが5日、初めて遺族と会った。28歳で亡くなったオさんは当初、死因が明かされなかったが、のちに携帯電話から17枚分の遺書などが見つかり、職場いじめが社会問題となった。
MBC側は遺族を訪ね「故人が職場内でいじめられた事実をまったく知らなかったし、隠蔽(いんぺい)の試みもやはり事実ではない」と伝えた。しかし遺族側は「まだ会社が、知らぬ存ぜぬで一貫しているというのがもどかしい。本当に知らなくて今、知ったとしたら謝罪し、報道をしなければならない」と話した。
遺族は昨年12月23日、MBCの気象キャスター仲間4人のうち、団体いじめを主導したとの疑惑がある人を相手に、損害賠償請求訴訟を提起している。
現在MBCは、故人死亡の原因と真実を究明するため、外部の専門家を委員長とする真相調査委員会を立ち上げた。
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