車いすバスケ“中年の星”41歳・藤本怜央が2試合ぶりの試合出場「ベテランとして求められる要求にしっかりと応えていく」

車いすバスケットボールのEUROリーグで3連覇しているBSRアミアブ・アルバセテ（スペイン）に今季移籍した藤本怜央（41）が現地時間8日、2試合ぶりに試合に出場した。

現在リーグ3位のエコノミー グラン カナリアを相手に第3クォーター残り1分15秒でコートに入った藤本。試合時間は6分52秒とわずかだったがディフェンスリバウンドで貢献し、2得点をマークした。試合は藤本のアルバセテが80−72で勝利した。

試合後、藤本は「プレータイムという結果にはあまりこだわっていません。どの国にいってもベテランとして求められる要求にしっかりと応えていく。これこそが長いシーズンを戦い抜く秘訣だと思っています」とパラリンピック5大会連続出場のベテランは語る。

さらに「毎週末にピークを持ってくる難しさを痛感しながら、残りのシーズンを高い質でフィニッシュ出来るように、また明日からやり続けるのみです」と41歳“中年の星“”の挑戦はまだまだ続く。