PK判定を巡って…L・バスケスが不満押し殺す「審判について話すつもりはない。制裁を受ける可能性もあるからね」

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2025年02月09日 18:40  サッカーキング

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主審と会話する右SBルーカス・バスケス [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードに所属する右SBルーカス・バスケスが、8日のアトレティコ・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ」が伝えている。

 8日、本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』での“マドリード・ダービー”に臨んだレアル・マドリード。前節エスパニョール戦に敗れたことで、2位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差が『1』にまで縮まっており、敗れれば首位陥落となる中、35分にMFオーレリアン・チュアメニのPK献上から先制点を許してしまった。それでも、後半開始早々にFWキリアン・エンバペが同点ゴールを決めると、その後は何度も相手ゴールに襲いかかる。が、クロスバーに嫌われるなど逆転には至らず。このまま1−1でタイムアップとなった。

 今月1日のエスパニョール戦に続いて、同試合でも正否が問われる判定に左右されたレアル・マドリード。ルーカス・バスケスは思うところのある様子だが、「審判について話すつもりはない。僕が制裁を受ける可能性もあるからね」と不満を押し殺した。

 また、首位防衛に成功したものの、勝利を逃した悔しさを口にした同選手は「チームは試合を通じて勝利を目指したけど、結果は不十分だったと思う」とし、「まだ首位にいる。後半は最前線の明確さが増し、多くのチャンスを作っただけに、結果には満足がいかない。ピッチ上を見渡す限り、勝利を目指したのは1チームだけだったようだ」と積極性を欠いた相手を皮肉った。

 リーグ戦2試合未勝利と足踏みをするレアル・マドリードの次戦は、11日に行われるチャンピオンズリーグ・プレーオフ1stレグのマンチェスター・シティ戦。大一番から中2日でまたしても大一番を迎える他、最終ラインに離脱者が続出しているチーム状況だが、ルーカス・バスケスは「チームは今夜、自分たちに何ができるかの良い例を示してくれた。後半はインパクトを残せたし、正しい方向に進めている」と手応え。続けて「この先に待ち受けていることに対する準備もできている。とても楽しみ。この2カ月で全てが決まる」と今シーズンのターニングポイントだと強調している。

 このような状況を跳ね返すのを得意としてきたレアル・マドリードは、今回も逆境を乗り越えることができるのだろうか。

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