休み明けでも軽快な動きを披露して、態勢が整っているサトノカルナバル。好センスの競馬内容から距離延長は不問だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■2/16(日) 共同通信杯(3歳・GIII・東京芝1800m)
終いは甘くなってしまった前走のBCジュベナイルターフだが、強豪外国馬相手に互角のスピードは見せて悲観する内容ではなかったサトノカルナバル(牡3、美浦・堀宣行厩舎)。新馬戦勝利が十分に折り合って、直線は突き放す一方の横綱相撲。2走前の函館2歳Sでもスピード競馬に難なく対応してセンス抜群の内容。休み明けだが、しっかりと乗り込まれて順調な仕上がり。今後の大舞台に向けて好発進だ。鞍上はR.キング騎手。
ネブラディスク(牡3、栗東・福永祐一厩舎)も初戦の勝ちっぷりが大物感タップリといった内容。少し気性の若さを覗かせたが、直線で大外に持ち出すとグングン加速して鋭い決め手を発揮。終わってみれば後続を3馬身突き放した。姉はGIを4勝したリスグラシューという良血。キャリア1戦でも主役級だ。鞍上は武豊騎手。
その他、前走の東京スポーツ杯2歳Sでは後にホープフルSを勝ったクロワデュノール、先週のきさらぎ賞を勝ったサトノシャイニングに続いて3着と好走したレッドキングリー(牡3、美浦・木村哲也厩舎)、勝った東京1800mに戻るマスカレードボール(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)、キャリア豊富なリトルジャイアンツ(牡3、美浦・村田一誠厩舎)、東京で2勝を挙げているショウナンマクベス(牡3、美浦・武市康男厩舎)らがクラシック戦線に向けて顔を揃える。発走は15時45分。