殿堂入りのイチロー氏、マリナーズの今季開幕戦で始球式　3年ぶりの本拠地マウンドへ

◆ 3月27日の開幕戦で3年ぶり始球式

　シアトル・マリナーズは現地時間10日、球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏（51）が現地時間3月27日のアスレチックスとの開幕戦で始球式を務めることを発表した。2022年4月の本拠地開幕戦以来、3年ぶり2度目の登板となる。

　イチロー氏は2001年にマリナーズでMLBデビューを飾り、2012年途中からヤンキース、マーリンズを経て2018年に復帰。翌2019年の開幕戦で引退するまで計14シーズン在籍し、球団最多となる通算2542安打をマーク。今年1月には資格取得1年目にして99.7%の票を集め、日本人史上初となる米野球殿堂入りを果たした。

　同10日には、米野球殿堂の銘板にマリナーズのキャップを被ったイチロー氏が刻まれることが明らかとなった。球団は背番号「51」を永久欠番とすることを発表しており、今年8月にセレモニーを予定している。