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■バレーボール イタリアリーグ セリエA第19節 ペルージャ3−1グロッタッツォリーナ(日本時間10日、イタリア)
リーグ首位のペルージャ・石川祐希(29)が、敵地で同9位・グロッタッツォリーナ戦にスタメン出場、サービスエース3本を含む12得点でチームを勝利に導いた。
会場はグロッタッツォリーナのファンで埋めつくされ、ペルージャのサーブ時には大きなホーンの音でプレッシャーをかける等、完全アウェーの状況。それでも前節のターラント戦(3日)でイタリア通算3000得点を達成した石川は物ともせず、攻撃でチームをけん引した。
石川は第1セット、力強いスパイクでポイントを奪うと、相手が後ろに弾いてしまうサービスエースを叩き込む活躍で25−17でセットカウントを先取。
第2セットを奪われ、セットカウント1ー1で迎えた第3セットは精度の高いスパイク、さらに鋭いサービスエースを決めて流れを絶やさなかった。守備でも身体を張ったプレーでチームを鼓舞し、セットカウント2ー1とした。
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石川は第4セット終盤に交代したがペルージャは主導権を渡さず、3ー1で勝利。今季17勝目を挙げ、首位を守った。石川は全セットに先発しサービスエース3本、チーム3位となる12得点で勝利に貢献した。
試合後、石川はチームメートとコート上で輪になり喜びを分かち合った。次戦は16日(日本時間17日)に昨年まで所属していた古巣・ミラノ(同6位)。ミラノには今季から大塚達宜(24)が所属しており、日本代表同士の対決となる。