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■プロ野球 練習試合 楽天 4−6 日本ハム (11日・金武町ベースボールスタジアム)
日本ハムは楽天に競り勝ち、今季初対外試合で白星を挙げた。試合は水野達稀(24)の適時打で先制。終盤には清宮幸太郎(25)に適時打が飛び出すなど相手にリードを渡さず。15安打6得点の猛攻で逃げ切った。
日本ハムを率いる新庄剛志(53)監督は就任3年目となった昨季、2年連続でリーグ最下位だったチームを2位へ導き、6年ぶりのCS進出を決めた。新庄監督就任4年目の今季、春季キャンプを沖縄・名護で行っている日本ハムはこの日、今季初対外試合を迎えた。
打線は1回表、楽天の先発・辛島航(34)に対し先頭の五十幡亮汰(26)に右安打、3番・清宮幸に中安打、5番・万波中正(24)に右安打が飛び出し2死満塁の好機を作るも得点ならず。
しかし2回表、楽天の2番手・坂井陽翔(19)に対しこの回の先頭・郡司裕也(27)に中安打が飛び出し出塁すると坂井の暴投もあり郡司は二塁へ進むと1死二塁から9番・水野がセンターへの適時打を放ち先制点を挙げた。さらに2番・矢澤宏太(24)の犠飛、4番・野村佑希(24)の中適時打で得点を重ね0ー3とリードを広げた。
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先発の根本悠楓(21)は楽天の1番・宗山塁(21)に中安打を放たれるもその後は打ち取る投球を見せ、2回26球1安打1四球無失点でマウンドを降りた。
リードしたまま3回裏は2番手・石川直也(28)が登板。だが3つの四球が絡むと2死満塁から4番・安田悠馬(24)にライトへの2点適時二塁打を浴び1点差に詰め寄られた。
中盤に入った4回表、楽天の3番手・王彦程(23)に対し1死走者無しから3番・清宮幸、4番・野村が中安打を放ち1死一、二塁とチャンスを作ると5番・万波にセンターへの適時打が飛び出し4点目を奪った。続く6番・水谷瞬(23)も相手エラーを誘い出塁するとその間に5点目を挙げ2ー5。
再び3点リードとなるも5回裏、5番手・ザバラ(26)がマウンドに上がると連打を浴びピンチを背負った。4番・田中和基(30)に右犠飛を許すと5番・安田にレフトへの適時二塁打を浴び4ー5に。
終盤7回表、楽天の5番手・林優樹(23)に対し1死走者無しから9番・水野にライトフェンス直撃の三塁打が飛び出すと途中出場の1番・今川優馬(28)が死球、2番・矢澤が四球で出塁。1死満塁の好機で3番・清宮幸にライトへの適時打が飛び出し貴重な6点目を奪った。
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2点リードで7回裏は齋藤友貴哉(30)、8回裏は山本拓実(25)が無失点で繋ぐと9回裏は9番手・清宮虎多朗(24)が相手打線を抑え込み試合終了。勝利した日本ハムは今季初対外試合で勝利、2年連続のAクラス入りへ好スタートを切った。