《今日発売の『週刊現代』表紙です。インタビュー記事も》
2月7日にインスタグラムで、こう綴ったのは元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(27)。同日発売された『週刊現代』2月15日号の表紙を飾ったことを報告し、顔に手を添えて真っ直ぐに前を見つめる表紙カットも公開した。
渡邊といえば’20年にフジテレビに入社し、『めざましテレビ』や『ぽかぽか』など多くの人気番組を担当。しかし’23年7月に体調不良が発表され、’24年8月に同局を退社している。
現在はフリーで活動中だが、1月29日に発売した初のフォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)が空前の大ヒットに。2月には公式ホームページとメンバーシップ「Lighthouse」も開設し、着実にファンを増やしているようだ。
「渡邊さんがエッセイを発売してから、間もなく2週間が経とうとしています。昨年11月末に発売が決定してから、メディアでも大きく取り上げられてきました。Yahoo!ニュース上では、発売日前後から現在まででおよそ150本前後、今年に入ってからだと200本ほどの記事が配信されており、注目ぶりが伺えます。
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エッセイ発売当初は、各地の書店で売り切れが続出していたと聞いています。現在も大手通販サイトでは『タレント本』カテゴリで1位をキープしており、星で表す5段階評価は『4.5』を獲得。発売当初はエッセイを読まずに低評価をしていたユーザーも散見されましたが、実際に読んで心を打たれたという人が後を絶たないようです。すでに1,200件を超えるレビューが書き込まれており、エッセイを評価する内容が目立っています。
またエッセイ発売に際して渡邊さんは当選者限定のトークショーを開催したり、様々な媒体でインタビューが掲載されたりするなどメディア露出も増加。アナウンサー時代を大きく上回るほど、存在感が高まっています。近年で、独立直後からここまで話題を集めたフリーアナウンサーも他にはいないのではないでしょうか」(芸能関係者)
しかし、こうした輝かしい快進撃の陰には、人生が左右されるほどの困難も――。前出の芸能関係者は続ける。
「渡邊さんは療養中にインスタグラムで体調を報告することはありましたが、病名を明かすことはありませんでした。ですが昨年10月に更新したインスタグラムで、《長く向き合ってきた病気の専門治療が、予定より少し早く終了しました》としつつ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを告白。
エッセイでは療養中の心境や、自分の人生と向き合った体験談が詳細に記されています。当時は体重が9キロも落ちてしまい、フラッシュバックや孤独感にも苛まれたともいいます。ただそのいっぽうで、渡邊さんには自らの経験を共有することで、“生きづらさを抱えている人の力になりたい”という思いもあるようです」
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冒頭の『週刊現代』のインタビュー記事では、療養中に沸き起こった悲痛な思いをこう明かしていた渡邊。
《正直に告白しますが、入院して2週間が過ぎたころに、「すべてを終わらせたい」と思い、自分の身体を傷つけて死を求めてしまったこともあります。トラウマになった日と、自傷行為をした日、私は「2度死んだ」と思っています》
苦しい闘病生活を乗り越え、ようやく社会復帰を果たした今、彼女には輝かしい未来が待っているはずだ。
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