セルティックで得点量産中の前田大然 [写真]=Getty Images セルティックに所属する日本代表FW前田大然が、スコティッシュ・プロフェッショナル・サッカー・リーグ(SPFL)選出のチーム・オブ・ザ・ウィーク(TOTW)に名を連ねた。
トップリーグにあたるスコティッシュ・プレミアシップを含む国内4つのリーグや、スコティッシュ・リーグカップ、スコティッシュ・チャレンジカップを主催するSPFLは11日に、今週のベストイレブンを発表。下部リーグに所属する選手も多く名を連ねる中、現地時間8日に行われたレイス・ローヴァーズとのスコティッシュカップ5回戦で躍動した前田も選出された。
センタフォーワード(CF)として先発出場した前田は、開始早々の6分に左足でゴール左下に流し込み先制ゴールを挙げると、前半終了間際に左からのラストパスをダイレクトで押し込み追加点をマーク。77分には左からの鋭いクロスに飛び込んでハットトリックを達成した。これにより、前田の今シーズンの公式戦での通算得点数は21に到達した。
試合後、セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は「彼の今シーズンの仕事量は本当にセンセーショナルなものだ。なぜなら、21ゴールというだけではなく、チームにもたらす他のすべてが素晴らしいからだ。本当に嬉しく思っているよ」と日本代表ストライカーの活躍を絶賛。SPFL公式もTOTW選出に際し、「シーズンを決定づけるような活躍を見せたため、3度もネットを揺らした前田は攻撃陣の一角を占めることになるだろう」と総評している。
なお、セルティックは現地時間12日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフで、欧州屈指の名門バイエルンと対戦。当初2試合出場停止処分により出場が不可能となっていた前田だが、処分の軽減により出場可能となっている。
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