ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』(3月28日公開)新場面写真 (C)2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年)で歴史を塗り替えた稀代の映像作家ポン・ジュノのアカデミー賞受賞後の初監督作品となる『ミッキー17』(3月28日公開)より日本版予告編&新場面写真4点が解禁となった。すでに上映が決定しているIMAXに加えて、4D、Dolby Cinema、ScreenXでも上映が決定した。
【動画】映画のあらましがわかる日本版予告 今回解禁となった日本版予告編は、人生失敗だらけのダメダメ主人公のミッキー(ロバート・パティンソン)が、一発逆転をかけて面接に臨む場面から始まる。そして夢の仕事を手に入れたはずが、担当面接官からピストルを渡されて「あなたの仕事は死ぬことよ」と告げられて目が点に。最悪のブラック企業に入ってしまったのだ…!
どん底使い捨てワーカーとなってしまったミッキーは自身の仕事を、「グズ過ぎる上司の下で、死んでも身体をコピーされ、生き返らされる“死にゲー”さ」とぼやく。数々の”死にゲー”で使い捨てられ続けて、ついに17号となったミッキーに、超絶身勝手で強欲な権力者マーシャル(マーク・ラファロ)が「おまえらは“使い捨て”だ。黙って働け!」と罵声を浴びせ、さらに過酷な任務を押しつける。ブラック企業のどん底で搾取され続けるミッキー17の悪夢の日々、そんなある日、突然現れたのは「もうひとりの俺」。
ミッキー17号の前に18号が現れたことで全てが一変。「俺が2人?」使い捨てワーカーが同時に2人存在することは許されておらず、存在が確認されるとコピー元もろとも処分されてしまうのだ。マーシャルは「おまえらの運命は俺次第だ」とスイッチを押せば即死の爆破装置をちらつかせ、2人のミッキーを脅す。「こんな人生抜け出すぞ」。2人のミッキーがどん底からの逆襲を始める。「私たちの未来がかかっている。あなたならきっとやれる」というソウルメイトのナーシャ(ナオミ・アッキー)の呼びかけに、「この世界には希望が要るんだ」とミッキーは謎のモンスターたちの群れに向かっていく。この先にどんな展開が待ち受けるのか?
新たな場面写真には、ロバート・パティンソン演じるダメダメ使い捨てワーカーのミッキーが何かを決意したように見える表情をとらえた場面、超絶ブラック企業のトップ、マーシャルとイルファが労働者の前で演説している場面、そして、炎を吹き上げる焼却炉で2人のミッキーが意味深に向き合っている場面、そして”死にゲー”任務を終えたミッキーが再び生き返らされる瞬間をとらえた場面が、それぞれ写し出されている。
一体、2人のミッキーは強欲な権力者たちにどのように立ち向かっていくのか。ミッキーが繰り広げる逆襲劇の行方はどうなるのか?常に社会問題を織り込み、極限状態の人間の本質を鋭く描き、誰も見たことがない「エンターテインメント」を生み出してきたポン・ジュノ監督の新たな挑戦に注目だ。
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