ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』日本版予告解禁 使い捨てワーカーvsブラック企業の権力者!

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2025年02月13日 09:10  クランクイン!

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映画『ミッキー17』場面写真 (C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
 ロバート・パティンソンが主演するポン・ジュノ監督の映画『ミッキー17』(3月28日公開)より、日本版予告編と新場面写真4点が解禁。併せて、すでに上映が決定しているIMAX(R)に加えて、4D、Dolby Cinema(R)、ScreenXでも上映されることが決まった。

【動画】「こんな人生抜け出すぞ」逆襲開始! 『ミッキー17』日本版予告

 映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)を手がけたポン・ジュノ監督の最新作である本作は、半地下を超えた《どん底》からの反撃サスペンス・エンターテイメント。原作はエドワード・アシュトンによる小説『ミッキー7』(早川書房)。

 主演は『テネット』『ザ・バットマン』のロバート・パティンソン。共演にはナオミ・アッキー、スティーブン・ユァン、トニ・コレット、そしてマーク・ラファロら実力派キャストが集結する。

 今回解禁となった日本版予告編は、人生失敗だらけのダメダメ主人公のミッキー(ロバート・パティンソン)が、一発逆転をかけて面接に臨む場面から始まる。そして夢の仕事を手に入れたはずが、担当面接官からピストルを渡されて「あなたの仕事は死ぬことよ」と告げられて目が点に。最悪のブラック企業に入ってしまったのだった…。

 《どん底》使い捨てワーカーとなってしまったミッキーは、自身の仕事を「クズ過ぎる上司の下で、死んでも体をコピーされ、生き返らされる“死にゲー”さ」とぼやく。数々の“死にゲー”で使い捨てられ続けて、遂に17号となったミッキーに、超絶身勝手で強欲な権力者マーシャル(マーク・ラファロ)が「おまえらは“使い捨て”だ。黙って働け!」と罵声を浴びせ、更に過酷な任務を押しつける。

 ブラック企業のどん底で搾取され続ける悪夢の日々の中、ある日、突然現れたのは「もうひとりの俺」。ミッキー17号の前に、18号が現れたことで全てが一変。使い捨てワーカーが同時に2人存在することは許されておらず、存在が確認されるとコピー元もろとも処分されてしまうのだ。マーシャルは「おまえらの運命は俺次第だ」とスイッチを押せば即死の爆破装置をちらつかせ、2人のミッキーを脅してくる。

 「こんな人生抜け出すぞ」。遂に2人のミッキーがどん底からの逆襲を始める。ソウルメイトのナーシャ(ナオミ・アッキー)が「私たちの未来がかかっている。あなたならきっとやれる」と呼びかけ、「この世界には希望が要るんだ」とミッキーは謎のモンスターたちの群れに向かっていく。この先にどんな展開が待ち受けるのか? 彼らの逆襲劇の行方が気になる予告となっている。

 新場面写真は4点。ミッキーが何かを決意したように見える表情をはじめ、超絶ブラック企業のトップ、マーシャルとイルファが労働者の前で演説している場面、炎を吹き上げる焼却炉で2人のミッキーが意味深に向き合っているシーン、そして“死にゲー”任務を終えたミッキーが再び生き返らされる瞬間をとらえた場面が写し出されている。

 また今回本作が、すでに上映が決定しているIMAX(R)に加えて、4D、Dolby Cinema(R)、ScreenXでも上映されることが決まった。詳細は公式サイト参照。

 映画『ミッキー17』は、3月28日より公開。
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