エヴァートン戦で1G1Aをマークしたサラー(画像中央) [写真]=Getty Images リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、またしてもプレミアリーグ史に残る記録を樹立した。
プレミアリーグ第15節延期分が現地時間12日に行われ、リヴァプールはエヴァートンとのマージーサイド・ダービーに臨んだ。開始早々の11分に先制を許したものの、5分後にサラーのお膳立てからアレクシス・マック・アリスターのゴールで追い付き、73分にはこぼれ球に反応したサラーが勝ち越し点をマーク。しかし、90+8分に痛恨の失点を喫し、敵地『グディンソン・パーク』での一戦は2−2のドローという結果に終わった。
シーズン開幕直後から傑出したパフォーマンスを続けているサラーはこの日も1ゴール1アシストをマーク。データサイト『Opta』によると、同選手は今シーズンのアウェイでのリーグ戦でここまで14ゴール9アシストをマークし、合計23得点に直接関与しているが、これはプレミアリーグにおける歴代最多記録とのこと。かつてマンチェスター・ユナイテッドやブラックバーン・ローヴァーズなどで活躍した元イングランド代表FWアンディ・コール氏の記録を2点上回る形となった。
24試合を消化したプレミアリーグで22ゴール14アシストと驚異的な成績を残しているサラーだが、チャンピオンズリーグ(CL)やカラバオカップ、FAカップを含めると、開幕以来の公式戦35試合で27ゴール19アシストをマークしている。
なお、ドローに終わったマージーサイド・ダービーだが、試合終了直後には両チームの選手が入り乱れる形で小競り合いが発生。エヴァートンのマリ代表MFアブドゥライェ・ドゥクレ、リヴァプールのイングランド代表MFカーティス・ジョーンズとアルネ・スロット監督にレッドカードが提示された。
【ハイライト動画】激闘となったマージーサイド・ダービー