会議の議事録をAIに任せた結果、手厳しい説教を受けたという投稿が、X(Twitter)で54万回以上表示され、「まさにシンギュラリティ」「ズバッと切ってくれるところ好き」などと話題になっています。
●AIが人間の会議の議事録をまとめたら……
投稿者は、愛知県の缶メーカー「側島製罐」の代表取締役を務める石川貴也さん。ある日、会社でWeb会議を実施したときに、Googleの生成AIチャットbot「Gemini」に議事録をとらせていました。
その日はブレインストーミングを中心に行われたそうですが、会議後に英文で出力された議事録を日本語に翻訳してみると……。
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そこには、「会話は非公式かつまとまりのないものであり、具体的な結論や決定には至りませんでした」「議論は一貫性に欠けており、特定のテーマや決定事項をまとめることが困難な状態でした」など、お叱りの言葉がずらり。参加者が自由に意見を出し合うブレストは、AIには散漫な会話と認識されてしまうのかもしれません。こんなふうに冷静に詰められたら、人間はタジタジだよ……!
●「結構辛辣ですよね」「こういうズバッと切ってくれるところ好き」
AIの鋭いダメ出しに、Xでは「まさにシンギュラリティみたいなことが起きてる、、、」「Geminiさんのこういうズバッと切ってくれるところ好き」「正解がないテーマを探求してたりすると、AIにはそう見えるのかも?」「同じ目に遭いました笑 結構辛辣ですよね」などの反応や、「単純に、Meetの会議要約が日本語にまだ対応していないだけだと思いますね(英語だと精度良いらしいです)」という意見もみられました。
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