アミューズがユニバーサルミュージックにA-Sketch全株式を譲渡 芸能事務所のアミューズは14日、「連結子会社(特定子会社)の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」を公開し、同社が保有する連結子会社・A-Sketchの全株式をユニバーサルミュージック合同会社に譲渡することを発表した。
A-Sketchは2008年、アミューズとKDDIの合併会社として設立された音楽レーベルおよびアーティストマネジメント会社で、flumpoolをはじめとするロックバンドを中心に人気アーティストが数多く所属。2013年にはオーディション企画『MASH A&R』を4社合同でスタートさせ、THE ORAL CIGARETTESやフレデリックといった人気バンドを発掘してきた。
本株式譲渡により、A-Sketchはアミューズの連結対象から外れ、A-Sketch関連会社のMASH A&Rも持分法適用関連会社から外れる。
株式譲渡の理由として「A-Sketchは、当社とKDDI株式会社の合弁会社として、音楽配信を中心とする当社グループのレーベル事業を2008年より担ってまいりました。一方、中期ビジョンの実現に向けて当期に実施した組織改編とあわせ、ますます多様化する音楽市場に向けたアプローチを見直した結果、当社グループの中核をなすアーティスト事業や、今後の成長が期待できるコンテンツ事業および海外事業等に向けて経営資源を集中させることが、当社グループの競争力および企業価値の向上に資するものであると判断いたしました」としている。