Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』2月27日より世界独占配信 俳優の生田斗真が主演するNetflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』が、動画配信サービス「Netflix」で今月27日より世界独占配信される。生田演じる主人公が復讐の“鬼”と化し、仇敵をめった斬りにしていく本作より、清掃工場で敵を一掃するアクションシーンの本編映像が解禁。史上最凶の復讐劇の一部が明らかになった。
【動画】史上最凶の復讐劇の一部が明らかに(本編映像) 「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で2020年から連載が始まり、昨年(24年)11月に完結した河部真道による漫画『鬼ゴロシ』が原作。地方都市・新条市を舞台に、妻と娘を奪われた殺し屋の復讐劇を圧倒的な熱量と迫力のバイオレンス描写で読者をひきつけた衝撃作が、Netflixの企画・製作で映画化された。
主演の生田が演じるのは、マサカリを片手に裏社会を震撼させてきたその圧倒的暴力で、殺された最愛の妻と娘の復讐を誓う殺し屋・坂田周平。そして、生田演じる坂田の仇敵となる、新条市を裏で牛耳る組織「奇面組」のメンバーを、尾上松也、東出昌大、高嶋政伸(※高=はしごだか)、田中美央が演じる。
監督・脚本を務めるのは、「バイト先の銭湯が、人殺し場だった」というショッキングな舞台設定の映画『メランコリック』(18年)が長編1作目でありながら高い評価を得た田中征爾。そして、日本を代表するギタリストでありロックミュージシャンの布袋寅泰が音楽で彩りを添える。
解禁となったシーンは、復讐の鬼と化した坂田(生田)は、奇面組の仕事場のひとつである清掃工場に乗り込み、目の前の敵を黙々と倒していく。殴り、蹴り、なぎ倒す超近接型の肉弾戦から、ナイフを投げて敵の急所に突き刺す遠距離攻撃、さらにはショベルカーやフォークリフトに持ち上げられながら敵と戦う姿など、目を引くアクションのオンパレードだ。
実は、本作で生田が発する坂田のせりふは、24個。解禁となったシーンでも坂田は無言で復讐を続けていく。その狂気性が見るものを釘付けにしていくのだが、「坂田はあまりしゃべらない方がいい」という生田の意見を取り入れ、田中監督と生田が打合せを重ねることで、せりふは削ぎ落された。監督も「こんなに主人公が戦いっぱなしの映画はなかなかない」と話している。
ショベルカーバトルのほかにも、本作では過去に観たことのない新鮮味にあふれたアクションシーンが多く待ち受ける。ロケハンの段階からアクション部も加わり、その場の状況やロケ地に応じたオリジナリティあふれるアクションを作り上げていった賜物だそうだ。
■ストーリー
主人公・坂田周平(生田)は、裏社会を震撼させてきた伝説の殺し屋であったが、愛する妻と娘との平穏な暮らしのため、引退を決意する。しかし、事態は一変。坂田が暮らす怪しい街・新条市を裏で牛耳る謎の組織「奇面組」に、突如愛する家族を殺されてしまう。
瀕死の状態になりながらも、鬼の形相で「いつか必ず、全員殺す」と決意する坂田の復讐相手とは――セキュリティ会社社長・伏勘太(東出)、新条警察署捜査一課の刑事・篠塚孝太郎(高嶋)、クリーニング会社社長・竹本誉(田中)、そして日本初の本格カジノを備えたリゾート施設の建設を計画する新条市市長・春原龍(松也)と、一見社会に順応し、表向きは清廉潔白な生活を送っているようにみえるこの4人こそが、坂田が復讐を固く誓った悪党集団であり、己の大義や私利私欲のために蛮行の限りを尽くす「奇面組」であった。
坂田が再び手にとった武器はマサカリ一本。マサカリ一つで敵を殲滅(せんめつ)していく。病院で暴れ、清掃工場で暴れ、アジトであるビルに一人で突入して暴れ、とにかく暴れまくる。
愛する家族全員を奪われていたと思っていた坂田だったが、娘のりょう(當真あみ)は、隠し切れない変態性が滲む伏に深い愛情で育てられていた…。怒りが最高潮に達した坂田は、もう誰にも止めることができない。何人の敵を相手にしても、何発の弾丸に撃たれても止められない復讐の“鬼”となった坂田は、りょうを取り戻すことができるのか?不気味な笑みを浮かべながら「これが新条の鬼」と言い放った春原が見たものとは?妻と娘のために鬼となり、地獄の底からよみがえった、”不死身の殺し屋”坂田の行く末は?
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