
「木の良い香りが漂う切りたての切り株。人の嗅覚の1億倍のはっちゃくたちは、アロマな香りに引き寄せられ、『リラックス効果も1億倍!』だそうです」。
2025年1月31日、X(ツイッター)ユーザー・柴犬が作る幻の赤いキウイさん(@farm_docan)は、そんなコメントとともに動画を投稿。そこには、大きな切り株の上にアゴを乗せてくつろぐ柴犬の男の子「はっちゃく」くん(13歳)と、同じく柴犬の男の子「しんえもん」くん(2歳)が映っています。
ふたりそろって目を細め、とても気持ち良さそう! 今にも眠ってしまいそうに見えます。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
朝散歩中のほほえましい一コマ
ーー撮影時の状況を教えてください。
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「投稿日当日の朝、いつも散歩している公園で撮影しました。公園に生えていた木が枯れて、市役所が撤去したものと思われます。もともとは登りやすい足場のある木でした。我が家の子どもたちもよく遊んでいる木だったので『枯れて残念だなぁ』という思いでした。はっちゃくが高齢につき、いつも休憩を入れながら散歩をしています。この日は、私が切り株に腰をかけると、はっちゃくとしんえもんも横に来て切り株にアゴを乗せてきました」
ーーこの光景を見たとき、飼い主さまはどのような感想をもたれましたか?
「家の中でリラックスしたり甘えたりするとき、家族の体に“アゴ乗せ”をするので『家の中にいるのと同じような心地良さを感じているのだな』と思いました」
ーーはっちゃくくんとしんえもんくんは、普段、どのような子ですか?
「はっちゃくは、柴犬らしい子だと思います。人間、犬、どちらにも心を許しません。ただ、家族のことは大好き。子どもたちに対しては“いいお兄ちゃん”として接してくれます。とても賢く、若いころ、“お手”や“おかわり”などのトリックを20種類以上もマスターしました。一方、しんえもんは、家族以外の人間や犬、誰に対してもフレンドリー。『柴犬ではないのでは!?』と思うほどです。犬には追いかけっこやワンプロ、人間にはボールを投げなどを仕掛けてきます。」
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「ふたりの関係性は、しんえもんの片思い。はっちゃくに遊びを仕掛けては怒られ、距離を取られます。それでも、めげずに誘い続けるのでとても好きなようです」
飼い主さんは、善玉菌の力を活用し、無農薬・無肥料でキウイや安納芋、紫菊芋などの“スーパーフード”を育てる菜園を運営しています。「週末は、はっちゃくが“監督”、しんえもんと子どもたちがその“弟子”という設定で、おいしく安全な野菜を作る農作業を楽しんでいます」と教えてくれました。
この動画は、8900件超の“いいね”を集め、リプライには「Wアゴ乗せかわいい〜」「たまらない表情をしていますね。見ている私も癒やされました」「あらら〜。アゴ乗せちょうどいいね〜。私も仲間に入れて〜(笑)」「アロマ効果抜群ですね」「何この状況かわいいw」など、目を奪われる人が続出しています。
究極のリラックス方法をみつけたはっちゃくくんとしんえもんくん。たくさんエネルギーをチャージして、ますます農作業に励むことでしょう。
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)
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