メル・ギブソン最新作『フライト・リスク』、甲斐田裕子・森川智之が吹替メインキャストに! 予告も解禁

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2025年02月17日 12:10  クランクイン!

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映画『フライト・リスク』吹替版キャスト(下段左から)甲斐田裕子、森川智之 (C)2024 Flight Risk Holdings, LLC. All Rights Reserved
 マーク・ウォールバーグが主演するメル・ギブソン監督最新作『フライト・リスク』の日本語吹替版メインキャストとして、甲斐田裕子、森川智之の参加が発表された。併せて、日本語吹替版予告編が解禁となった。

【動画】森川智之が初の一人二役に挑戦『フライト・リスク』吹替版90秒予告

 メル・ギブソン監督が、第89回アカデミー賞作品賞ほか6部門へのノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』以来9年ぶりの監督作となる本作で描くのは、絶景の大地アラスカを舞台に、上空1万フィートの航空機で繰り広げられる、命を賭けた予測不能のだまし合いの物語。

 主演は、『ディパーテッド』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた経歴を持ち、『トランスフォーマー』『テッド』シリーズなど名だたる大作で幅広い演技を見せてきたハリウッド屈指の演技派スター、マーク・ウォールバーグ。さらに『ダウントン・アビー』シリーズの長女メアリー役で知られるミシェル・ドッカリー、『スパイダーマン3』『インターステラー』のトファー・グレイスと、実力派俳優たちが脇を固める。1月24日より全米3161館で封切られ、週末の興行収入で『ライオン・キング:ムファサ』を押さえ、初登場第1位を記録した(Box Office Mojo調べ)。

 この度解禁された日本語吹替版メインキャストが演じるのは、地上1万フィートの上空で生死をかけた駆け引きを繰り広げるワケあり搭乗者たち。甲斐田裕子は現場復帰直後で、重要参考人の航空輸送任務に就く保安官補マドリン・ハリス役を、森川智之は謎多きベテランパイロットのダリル・ブース役と重要参考人ウィンストン役を一人二役で務める。

 甲斐田と言えばアン・ハサウェイや、『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドットはじめ、ハリウッド女優の吹替えを数多く務めているが、ハリス役のドッカリー代表作『ダウントン・アビー』シリーズの日本語吹替版も長年担当しており、ドッカリー担当声優としてもおなじみの存在。甲斐田は「今回はキリッとした保安官補で多少違いはありましたが、長い付き合いの女優さんなので違和感は全く感じずに素直に吹き替えることができました」と語っている。

 そして森川は自身初となる、1人で主要人物二役を担当。『アンチャーテッド』『バーニング・オーシャン』などでウォールバーグを、『スパイダーマン3』で敵役ヴェノムを演じたグレイスの声を担当しており、今回のオファーが実現した。先にグレイス演じる重要参考人を収録してから、ウォールバーグ演じるパイロットに声を当てたという森川は「パイロットをやる前提だからウィンストンの役もプラン通りにできたし、自分の声を聞きながらだったので、もう片方のパイロットの役と上手く絡めているなって思います」とコメントしている。

 吹替版予告編では、森川が2人のキャラクターそれぞれに入り込み、見事に演じ分ける様子を垣間見ることができる。甲斐田は「映画で描かれている物事がほぼリアルな時間通りに進むので、同時体験している感じが『24 ‐TWENTY FOUR‐』みたいで楽しい」と語っている。

 なお2月25日には『フライト・リスク』日本語吹替版の完成披露試写会が東京・新宿バルト9で実施され、先日ゲスト声優として発表された相席スタートが登壇する。

 映画『フライト・リスク』は、3月7日より全国公開。

※コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■甲斐田裕子(マドリン・ハリス役)

以前ミシェル・ドッカリーを演じたのは『ダウントン・アビー』だったので、伯爵家のお嬢さん役でした。今回はキリッとした保安官補で多少違いはありましたが、長い付き合いの女優さんなので違和感は全く感じずに素直に吹き替えることができました。

森川さんが1人で二役を演じると聞いていたので、最初に映画を観る時は2つの役がどういう関係性なのかが気になっていました。実は…! みたいな驚きの種明かしがあるのかな? なんて想像しながら、別の意味で楽しんで観てしまいました。

約90分間で限られた登場人物しか出てきませんが、単純にそのシチュエーションを楽しめる見やすい映画になっていて面白かったです。映画で描かれている物事がほぼリアルな時間通りに進むので、同時体験している感じが『24 ‐TWENTY FOUR‐』みたいで楽しいですよね。

■森川智之(ダリル・ブース役、ウィンストン役)

同じ役者さんが2人の役をやっているのかと思ったら全然違ってて、1人で主要人物二役を担当すると聞いてビックリしましたが、マーク・ウォールバーグは何回かやらせてもらっていたので嬉しかったです。今回は飛び抜けて“個性的(笑)”な役だったのですが、俳優のメル・ギブソンが監督ということもあり、役者同士で話し合った部分がキャラクターに出たんだろうな、と思いながら楽しくやらせて頂きました。

でも、登場人物が少ない飛行機の上というシチュエーションで、声優としても逃げ場のない状況で本当に難しかったです。

先にウィンストン(トファー・グレイス)を全部収録してからパイロット(マーク・ウォルバーグ)を演じたのですが、それが正解でしたね。パイロットをやる前提だからウィンストンの役もプラン通りにできたし、自分の声を聞きながらだったので、もう片方のパイロットの役と上手く絡めているなって思います。

すごく面白い作品なので、純粋に楽しんでもらいたいし、個人的には何の予備知識もなく先入観なく吹替版を観てもらって、帰りに2人とも森川智之がやってたの? えっ!? て思って帰路について欲しいです。
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