Lil かんさい嶋崎斗亜が関西人のワザ しかし相手は市川團十郎で不発「ダメージゼロ」「風のごとく」

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2025年02月19日 16:03  ORICON NEWS

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関西人のワザをみせたLil かんさい・嶋崎斗亜 (C)ORICON NewS inc.
 歌舞伎俳優の市川團十郎と関西ジュニア・Lil かんさいの嶋崎斗亜(※崎=たつさき)が19日、大阪市西区のオリックス劇場で開かれた出演する舞台・JAPAN THEATER『SEIMEI』の公開ゲネプロに参加し、その後の取材会に応じた。

【写真】ギャルピース再び、仲良くポーズを決める市川團十郎&嶋崎斗亜

 取材会の冒頭、朱雀の衣装で登場した嶋崎は今回の舞台について問われ、答えようとするが、團十郎が「何のキャラでやってんの?」と割り込み。そこで一瞬、朱雀になりきるが、「ちょちょ、どういう感じでやっていいか分かんない」と微妙なノリツッコミを見せた。

 終始、團十郎のペースにたじたじの嶋崎は「けいこっていう場に入った時と、楽屋の感じとか、スイッチがすごいしっかりされている方。團十郎さんがいらっしゃると、僕自身も身が引き締まると」と話すも、團十郎から「普段は引き締まってない?」とツッコまれ、「今後は頑張ります。今までも締めてるつもりやったんですけど、爪が甘かったです」と尊敬の眼差し。

 嶋崎は「普段もボケたりされるんで、僕はやっぱ関西人なんで」とツッコミの血が騒ぐようだが、「ツッコミがエラそうになったらだめなんで、気をつけながら…」だという。一方の團十郎は嶋崎のツッコミについて聞かれると「全くダメージゼロです」とけろり「そういうのやってますか?」と返され、「やってるつもりなんですけど」と答える嶋崎に「風のごとく何も感じてない」とばっさり。嶋崎は「じゃあ、ツッコめてないも同然でございます」と残念がった。

 同舞台は、世界に誇る日本のクリエイターが集結し、安倍晴明の世界を新しいエンターテイメントとして舞台化する邦楽劇。安倍晴明役に、数々の舞台に出演しながら映像でもその存在感を示す團十郎。四神・朱雀役にLil かんさいとして活躍し、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』などで好演した嶋崎が起用された。

 時は平安。天下が乱れるとのお告げを受けた安倍晴明は、平安京の四方を守護する朱雀・青龍・白虎・玄武の四神を召喚し、都の結界を守るよう命じる。しかし、朱雀は晴明を裏切り、魑魅魍魎ととに都に侵入した第六天魔王に追従。晴明を討つことを誓う。果たして、朱雀が晴明をはじめ、人間を一掃すべきと考えた理由とは。そして、窮地に追い込まれた晴明は、この世の安寧を取り戻すことができるのか

 大阪公演は19〜24日にオリックス劇場、東京公演は3月1〜23日にTHEATER MILANO-Zaで上演される。

 取材会には、演出の広井王子氏も出席した。

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