歌手リアーナ(36)のパートナーでラッパーのエイサップ・ロッキー(36)が、2021年にハリウッドで友人に半自動拳銃を発砲したとして暴行罪に問われていた裁判で、米ロサンゼルスの裁判所が18日、無罪の評決を下した。
リアーナは、ロッキーとの間の2人の子どもを連れて法廷に姿を見せ、連日裁判の行方を見守っていた。
ロッキーは21年11月に、口論から友人だったエイサップ・レリに路上で発砲したとして2件の重罪に問われていた。ロッキーは発砲したのは半自動拳銃ではなく、護身用に所持していた小道具の銃だったと主張。有罪を認める代わりに罪が軽くなる司法取引には応じず、最長で24年の禁固刑が科せられる可能性があった。
無罪評決が読み上げられると法廷には歓声が沸き起こり、ロッキーは柵を乗り越えて傍聴席にいた家族の元に駆け寄り、リアーナを抱きしめ、勝訴を祝った。「私を救ってくれてありがとう。あなたたちは正しい判断をした」と陪審員が法廷から退出する際には声をかけたという。
リアーナとロッキーは20年から交際を始め、2歳と1歳の2人の息子を授かっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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