
肉じゃがの肉が、牛肉か豚肉なのかの口論が夫婦でヒートアップしたときの漫画が注目されました。漫画を描いたのは、漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の作者「松本ひで吉(@hidekiccan)」さんです。
松本さんは肉じゃがの肉は「牛肉」だと思っています。旦那さんは「豚肉」派で、お互いに引きません。すると二人の間に、猫のガーラさんが割って入り、困ったように二人を見上げてきました。
そんなガーラさんを見て「しょうもないことで口論するのはやめときますか」と冷静になったふたり。止めてくれたガーラさんに旦那さんが「ありがとな」とお礼を言いながら手を差し出したところ、ガーラさんにがっつりかみつかれてしまいました。
旦那さんをかんだガーラさんは、そのあとは松本さんに甘えに行くじゃありませんか。つまりガーラさんは松本さんの味方ってこと!? 旦那さんは「なんで100%ワシが悪いことになってるの…」と震えます。松本さんは「ガーラさんは夫の連れ子なのに、基本私の見方をしてくれるのがちょっと笑える」と思うのでした。
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「夫さん、我が家も肉じゃがは豚です! 元気だしてくださいね〜」
「しかもこれ、料理は夫さんがするので当然肉じゃが作るのも夫さんなんですよね だから何も聞かずに豚肉で作ってもいいのにちゃんと話し合ってくれるの優しい なのに悪者になって不憫😂」
「電車で読んだらあかんやつ!w」
投稿には、旦那さんへのいたわりと笑いが起こっています。
そして豚肉派だった旦那さんをかんだので、「やっぱね ガーラさんも『肉ジャガっつったら牛』なのよね!(違)」「私は豚派です噛んでください」などと肉じゃが関連のコメントも多く寄せられていました。松本さんにお話を聞きました。
――口論していると必ずガーラさんが間に入ってくるのですか?
だいたい毎回現れます。会話がもりあがったりしても「けんかしてるの?」と間に入ってきます。
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――ちょっといつもと違う感じで話していると心配しちゃうのですね。ガーラさんがくると、もうやめておきましょうかという雰囲気もいつもですか?
ネコにすりすりしてこられると人間は無力化しますね。
――そして旦那さんがかまれるまでセットなのでしょうか。
わたしはこの流れでかまれたことがないので、弱者を守っている気概がありそうです。
◇ ◇
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さすが面倒見のよい姉御肌のガーラさん。松本さんを守ってくれているのですね。旦那さんにとっては「なんでワシを守ってくれないの…」という感じかもしれませんが。「ガーラさん、旦那さんはかんでも嫌われないって自信からの最大な甘えがある気がします」
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)