小島慶子 (C)ORICON NewS inc. 元TBSアナウンサーでコメンテーター・エッセイストの小島慶子(52)が18日放送の日本テレビ系『上田と女がDEEPに吠える夜』(毎週火曜 後11:59)に出演。ADHD(注意欠陥・多動性障がい)について語った。
【写真】海外に移住した小島慶子の生活ぶりに迫る 番組ではこの日、日本に300万人以上いると言われている不注意や多動・衝動性を中心とした発達障害の1つである「ADHD」について特集した。小島は30代で不安障がいに。カウンセリングに通う中、41歳でADHDの傾向があると判明したという。
小島は自身の特性について「集中して原稿を書くとか、本を読むとか。だいぶ集中した、3時間くらい経っちゃったなって思うと、7時間とか9時間とか経っている」と説明し、「本当に寝食を忘れてしまう」と語った。
また一方で、「時間の流れ方が自分にとっては魔法のよう」と切り出し、時間を決めて家を出ると決めていても、「集中して次から次へとやっていると間に合わなくなる」と告白。次々に優先順位が変わってしまうといい、「やっているうちに時間がどんどん過ぎていくことが日常茶飯事」と語った。
その上で「他の人にとったら、とても簡単な段取りをつけるということが、たぶん、他の人の200倍くらいエネルギーを使って、ようやくできる」と話した。
さらに、過去の出来事として仕事の際、交通渋滞に巻き込まれ現場に遅れてしまったことがあったという小島。すると関係者から「ADHDの遅刻癖」と言われたという。小島は「まったく悪気がなくてリラックスさせようと言ってくれたと思うけど、障がいの診断名で相手を判断するのは、人間に対する眼差しとしてどうなのかと。そう言われるとつらい」と話した。