小倉久寛、70歳でツッコミデビュー ボケまくる三宅裕司が絶賛「大したもんですよ」

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2025年02月21日 15:00  ORICON NEWS

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(左から)三宅裕司、小倉久寛 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の小倉久寛(70)、三宅裕司(73)が21日、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで小倉久寛 生誕70年記念コントライブ『ザ・タイトルマッチ3 お楽しみはこれからだ〜You ain't heard nothin' yet〜』のゲネプロ前取材会を開いた。

【写真】ガッツポーズをキメる三宅裕司&小倉久寛

 小倉は「古希になりまして、三宅さんはじめいろいろな方にお世話になりながら、これをやります。『やった甲斐があった』と言われるように、ちょっと頑張りたいと思っております。たまに『やった甲斐がないよ』と言われることがあって。還暦のサプライズパーティーを開いてもらったんですけど全然『え〜!』という感動がなかった。『やった甲斐がない』と。そういうことがないように。『やった甲斐があった』とみんなに喜んでいただけるように」と意気込み。また、古希を迎えての変化も質問された。「心境の変化はないですよ(笑)。70歳になって、コロッと変わるわけではないので」と笑っていた。

 三宅は「小倉が70歳ということで、小倉1人のためにこんなにたくさんの人が一生懸命動くものかというのを側で見ていました。幸せなヤツだなと思いました」としみじみと口にした。ただ、お小言もあるそう。三宅は「人の言うことは聞いてないし、集合時間も遅いし…。全部説明し終わったら小倉が聞きに来るんです。他のスタッフは全部わかってるのに、小倉だけ聞いてないみたいな」と暴露した。三宅は「今回は5人の作家が毛色の違うコントを5本書いてくれました。これを2人で楽屋を見せながら5本やるんです。今の感じでは、全部それぞれ違う。コントなのにちょっとホロっとさせるようなものあったりして、すごく今からやるのは楽しみです」と気合十分だった。

 健康の秘訣も。小倉は「無理しないこと」と話したが、ウケが悪く「なかったことにして」と苦笑いした。ポスターは『ザ・タイトルマッチ』でおなじみの、ボクシングのポスター風に。小倉は「1ヶ月ぐらいウォーキングしました」と身体作りを明かし、三宅は「私も2日間筋トレして…」と口にしていた。

 三宅&小倉の10年ぶり3回目の笑いの真剣勝負。70歳にして小倉がツッコミに初挑戦することが見どころとなっている。小倉は年に2回は共演する三宅のツッコミについて「ものすごいスピードでツッコんでくるんですよ。で、ツッコミが好きかと思いきや、ボケが大好きで」と苦笑いし、今回は「すごいスピードでボケてくるんです。それをツッコむの大変で。結局、ボケた演技でツッコまれてるみたいな感じなんです」と明かしてた。三宅は、喜劇役者はボケたがりが多く、ツッコミがなかなかいなかったため、ツッコミをしていたそう。三宅は「しょうがなかった。だからツッコミながらボケたりもしてね」と振り返りつつ「小倉とけいこしてみて、小倉のツッコミが素晴らしいですよ。ぜひ見に来てください。大したもんですよ」と絶賛。ただ、ボケを拾いきれないところもあるそう。三宅は「さっき『2日間でこの体を作った』と言った時は、本当はどっとウケると思う。シーンだった。ツッコんで、なんとかしてくれよ」とボヤいて笑わせた。

 最後に三宅は「5本のコントは全部違う色。そして、1つの目玉が、小倉がツッコミで私がボケ。ぜひ見てほしいですね」と力説。続く小倉は「だいたい、そんな感じ」と話して、報道陣は爆笑。改めて、小倉は「コントの間に楽屋に帰らない!舞台の上に楽屋があるんですよ。コントが終わって楽屋に帰ってくるんですけど、その楽屋が舞台だから…」と話したところでトークが迷子になってしまい、三宅は思わずツッコミ。「ま、とにかく頑張りますので、よろしくお願いいたします」と三宅がトークを引き取って終わらせていた。

 小倉久寛 生誕70年記念コントライブ『ザ・タイトルマッチ3 お楽しみはこれからだ』は、きょう21日から3月2日まで同所で。

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