『クジャクのダンス、誰が見た?』の場面カット(C)TBSスパークル/TBS 俳優の広瀬すずが主演を務める、TBS系金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(毎週金曜 後10:00)の第5話(21日)の放送を前に作品プロデューサーからのコメントを寄せた。
【写真】広瀬すず、松山ケンイチ、磯村勇斗ら…登場人物を紹介 本作は、浅見理都の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。父が遺した手紙には“冤罪”の文字が…。事件の真相に迫るとき、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。
『クジャクのダンス、誰が見た?』は「犯人考察」も非常に難解なサスペンスでありながら、事件に関わる登場人物の内面を描いていくヒューマンドラマでもあります。第5話では松山ケンイチさん演じる弁護士・松風の「抱える本心」が初めて描かれることが大きな見どころの一つです。ひと癖ありながらも何だかんだで優しく心麦(広瀬すず)に寄り添う松風の心の奥には一体どんな思いがあるのか。なかなか本心を見せない松風の人間性に、是非ご注目いただければと思います。
そして5話以降、心麦と松風は、春生が残した手紙に挙げられた6人の人物のうち、遠藤友哉(成田凌)以外の人物に一人ずつ会いにいくことで、物語に新しい手がかりが生まれていきます。「手紙にまつわる」新しい登場人物が次々と動き始めますので、是非、心麦・松風と共に、真実を追いかけていただけたらと思います。さらに、一部気がつかれていた方もいましたが、各話地上波放送の提供画面に現れるモールス信号は、物語の後半に向けての大事な手がかりです。モールス信号の言葉を頼りに、その話を注意深く見てみると、少し見え方が変わってくるかもしれません。是非リアルタイムで、ドラマに注目してみてください!宜しくお願いします。
■第5話のあらすじ
ラーメン屋台店主の染田(酒井敏也)が亡くなり、真実はさらに闇の中へー。そんな中、心麦(広瀬すず)と松風(松山ケンイチ)は春生(リリー・フランキー)の手紙に名前のあった東賀山事件の元弁護人・三木田辰雄(石丸謙二郎)に会いに行くことに。そこには“新たな手がかり”がー。
一方、検察の阿南(瀧内公美)は友哉(成田凌)起訴に向けて新たな動きに乗り出す。松風は友哉に言われた“ある一言”で、自分の本心と対峙し…。