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【写真】映画への期待が高まる! 『岸辺露伴は動かない 懺悔室』ロケ地ショット
本作は、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフをドラマ化した『岸辺露伴は動かない』シリーズの映画最新作。原作シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード「懺悔室」を、邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”にて撮影、完全映画化を実現した。
特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴は、取材旅行で訪れていたイタリア、ヴェネツィアの教会内にある「懺悔室」である男の「告白」を聞くことになる。それは、25年前の恐ろしい出来事だった―。
「岸辺露伴」シリーズの最大の魅力のひとつである美しい映像美が、今回さらなる進化を遂げる。世界で唯一の海上都市であり、何世紀にもわたって芸術家や旅行者を魅了してきたイタリア・ヴェネツィアは、街全体が世界遺産に登録されている稀有な場所。本作は、日本映画として初めて、この美しき水の都・ヴェネツィアでのオールロケを敢行した。
大規模ロケが実現したのは、ナポレオンが"ヨーロッパで最も美しい広場"と称したサン・マルコ広場を筆頭に、サン・ロッコ教会、ぺスカリア市場、プンタ・デラ・ドガーナ、バルバリーゴ・ミノット宮殿、パロッツォ・ダ・モスト、そして原作にも登場するサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場など、ヴェネツィアを象徴する名所。通常は映画撮影が許可されない歴史的建造物や、イタリアのルネサンス期を代表する画家ティントレットの絵画など、貴重な文化遺産が本編の随所に登場する。これは「岸辺露伴」シリーズの品格と、制作陣の情熱があってこそ実現した特別な撮影といえるだろう。
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主人公の岸辺露伴を演じた高橋は「ヴェネツィアの空気の中でしか撮れないような、暗い影や霧を画面越しに感じつつ、ソワソワしたりドキドキしたりしてもらえれば、本望です」と語る。この言葉が示すように、本作はヴェネツィアという街の持つ独特の空気感を巧みに取り込み、観る者を物語の世界へと引き込む。
美しく華やかな外観の裏に隠された歴史の重み、迷宮のような水路、そして立ち込める霧。これらが織りなす神秘的なヴェネツィアの魅力が、岸辺露伴の超常的な能力と絡み合い、唯一無二の映像体験を生み出す。まるでヴェネツィアの街に迷い込んだかのような没入感を、ぜひ大スクリーンで堪能してほしい。「岸辺露伴」シリーズの新たな挑戦が、観る者の想像を超える驚きと感動をもたらすだろう。
映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、5月23日より全国公開。