内野聖陽、15年ぶりテレ朝連ドラ主演に! 『PJ 〜航空救難団〜』4月スタート 命がけの救難活動描く

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2025年02月23日 07:10  クランクイン!

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ドラマ『PJ 〜航空救難団〜』主演の内野聖陽 (C)テレビ朝日
 内野聖陽が主演するドラマ『PJ 〜航空救難団〜』が、テレビ朝日系にて4月より毎週木曜21時に放送されることが決まった。内野がテレビ朝日の連続ドラマに主演するのは、『臨場』(2009、10年)以来、15年ぶり。

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 テレビ朝日初のレスキュー大作となる本作で内野が演じるのは、航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)の隊員を育てる救難教育隊の主任教官・宇佐美誠司。PJは、選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う人命救助最後のとりで、いわば“究極の救難部隊”だ。

 激しい情熱を内に秘め、型破りな訓練で訓練生たちを鍛え上げていく主任教官・宇佐美と、PJの隊員を目指して超難関の選抜試験を突破してきた訓練生たち。本作は、そんな彼らが1年に及ぶ“地獄”の訓練に立ち向かう姿を描く。

 とことん掘り下げた役作りに定評のある内野は「救難員という自分の夢に向かってひた走る若者たちの輝くさまを引き出せるように頑張りたいと思っています。かつてないほどに厳しい現場となりそうですが、最後までスタッフ・キャストが一丸となれるよう、内野聖陽、気合いを入れて、体調管理を万全に、乗り切っていきたいと思っております」とメッセージを寄せた。

 今回、PJのもととなる実在の航空救難団にスポットを当てドラマ化するにあたり、航空自衛隊が全面協力。極限状態で救難活動を行うPJの過酷な任務や、厳しくも温かい教官のもと、PJの隊員になることを目標に“地獄”の訓練に挑む訓練生の様子を、リアルで壮大なスケールで描き出す。

 ほかのどの組織でも救助ができない…そう判断された場合に出動するPJは、人命救助最後のとりで。いわば“究極の救難部隊”といえるPJの隊員には、ヘリコプターが着陸できない山岳地域での救難活動や水難救助の際、ホイストで(つり下げられたワイヤーを使って)山中や洋上に降り立つ技術や救急・看護能力、パラシュート降下、潜水技術、山岳救助技術など、さまざまな能力が求められる。そのため、当然のことながら訓練も過酷を極めることに…。

 監督を務めるのは平川雄一朗。本作の主演・内野が坂本龍馬役を務めたドラマ『JIN ‐仁‐』(2009、11年)をはじめ、『話題作を多数手掛けてきた平川が、極限状態で繰り広げられる救難活動や過酷な訓練の様子を、壮大なスケールで描き出す。

 “完全オリジナル作品”となる本作の脚本を担当するのは、映画『東京リベンジャーズ』シリーズ(2021年)や、ドラマ『警視庁アウトサイダー』(2023年)などの高橋泉。

 木曜ドラマ『PJ 〜航空救難団〜』は、テレビ朝日系にて4月より毎週木曜21時放送。

※内野聖陽からのコメント全文は以下の通り。

■内野聖陽(宇佐美誠司・役) コメント

――本作の出演オファーを受け、台本をお読みになられた際のお気持ちをお聞かせください。

台本を読んで、役作りについてはまだまだ工事中ですが、気合いの話だなと…。本気の魂をみせんといかんドラマだと感じました。

――実際に自衛隊の基地を訪問して、PJという仕事について感じられたことはありますか?

人を救うために厳しい訓練に耐え、規律の厳しい学生生活を送る訓練生を見て、心が洗われました。私たちが日常生活の中で軽視したり、忘れてしまいがちな感謝の心、人を思いやる心、人の和を大事にする心、そういった大切なことを教えてくれるような青年たちでした。そして、厳しさの中にある本当の優しさ、真心を体現するような教官たちでした。
彼らから受けた清らかな精神、明るい心、そういうものを大事にしてお届けしたいと思いました。

――内野さんが演じられる主任教官・宇佐美について、どのような印象をお持ちですか?

奇妙な魅力を持ち合わせている人物。輪郭がつかめないような自由な男ですが、その心の奥底には、学生一人一人の夢を強くし、太くし、鍛え上げていこうとする、激しい情熱を抱えている男です。
とにかく、本当に優しいってどういうことなのか、考えさせちゃうような人間像になればいいなぁ、などと、今は思っております。

――厳しい訓練シーンが多数登場すると思いますが、撮影に向けて取り組まれていることはありますか? 訓練生キャストの皆さんとのトレーニングのエピソードなどもお聞かせください。

現在は、腕立て、懸垂、スクワット、体力向上運動、水泳、立ち泳ぎ、ラペリング降下訓練、気を付け! 休め! などの、自衛官の基本動作の訓練…に取り組んでいます。
若い役者たちは、上記以上の訓練を現在進行形で工事中です。彼らの真剣な表情は、なによりも美しい。演技を超えた、いえ、演技の海底に確実に潜んでいる彼らの清らかな魂を、視聴者の皆様に届けられるよう、55越えのおじさん俳優も気合いを入れて取り組んでおります。

――最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

救難員という自分の夢に向かってひた走る若者たちの輝くさまを引き出せるように頑張りたいと思っています。かつてないほどに厳しい現場となりそうですが、最後までスタッフ・キャストが一丸となれるよう、内野聖陽、気合いを入れて、体調管理を万全に、乗り切っていきたいと思っております。
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