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(左から)パーソナリティの山崎怜奈、KREVAさん
◆KREVA「人生で一番くらい頑張って作りました」
れなち:KREVAさんは、現在ソロデビュー20周年イヤー中ということですが、この20年間はいかがでしたか? 早かったですか?
KREVA:“(20年なんか)たいしたことない”と思っていたんですけど、ジワジワと“ソロで20年やってきたってすげぇことなんじゃねえか?”って思い始めている感じですね(笑)。
れなち:本当にすごいことですよ! そして、19日(水)には10枚目のオリジナルアルバム『Project K』をリリース。私も聴かせていただきましたが、めちゃくちゃかっこよくて! 11曲入りなんですが1曲ずつが短いので、駆け抜けていく感じと(KREVAさんの魅力を)ギュッと凝縮している感じがして、すごく聴き応えがあります。
KREVA:ありがとうございます。
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KREVA:確かに。
れなち:それを“今やるんだ!”って。
KREVA:ちょうど今「Back to Basic」をテーマに掲げていて、新たな気持ちで作ったので、その印象は正しいと思います。
れなち:どういうモチベーションで作ったのですか?
KREVA:(2024年3月に)事務所から独立したのもあったし、それに際して作りたいけど作れなかった期間もあったし、いざ作れるとなっても制作期間が異常に短いとか……いろいろな条件が重なったなかでの制作だったので、人生で一番くらい頑張って作りました。
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れなち:アルバムの1曲目に収録されている「No Limit」の“勝負をしないなんて それは超くだらないジョーク”というフレーズを聴いたときに、20周年を迎えたKREVAさんが“まだまだ勝負する気満々だ!”っていうのを感じて、それがかっこよすぎて!
KREVA:曲を作っていると型にハマっていってしまうというか。“この曲のトラックならこういうラップ”“こういうラップをしたいならこういうトラック(がいいだろう)”っていう感じで、型にハマりそうになったときに“ちげえだろ!”って。だから“自分のクリエイティビティ(創造性)に勝つ!”というつもりで作ったリリックですね。
れなち:“型にハマっている自分”というのは、どこで実感するんですか?
KREVA:何も考えずに好きなものばかり作っているときって、同じようなものがずらっと並ぶんですよ。例えば、レコードの整理をしていると、当時に聴いていた90年代のヒップホップのフレーバーをふんだんに含んだトラックばかり並んでしまうんです。
れなち:なるほど、今までに影響されてきたものが色濃く出てしまう。
KREVA:それが良くないんじゃないかなって。むしろ、それくらいしていないと新しいラッパーがどんどん出てくるから厳しいですね。まだまだ勝負です。
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2月18日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年2月26日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
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パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
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