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日曜ドラマ「ホットスポット」(日本テレビ系)の第7話が、23日に放送された。
バカリズムが脚本を手がけた本作は、ビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公(市川実日子)が、宇宙人と出会ったことから展開する地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。(*以下、ネタバレあり)
2月23日「富士山の日」。フロント業務をこなしていた清美(市川)は長期滞在客の村上(小日向文世)からこのホテルに泊まっているのは、昔に泊まりにきたことがあり思い出があるという理由を聞いてうれしくなる。
そんな中、テレビ番組「月曜から夜ふかし」の制作スタッフの岸本(池松壮亮)と松崎(前田旺志郎)が再び町にやってくる。前回中途半端に終わった“めがねをかけて高速移動する人物”であろう小野寺くん(白石隼也)の真相を上司からの後押しもあり突き止めようとする2人。タクシー運転手の新証言やドライブレコーダーの映像からその正体が実は高橋(角田晃広)ではないかと取材を始める。
2人は地元ショッピングモールの前で街頭インタビューを行い、「小学校の体育館の屋根に人影を見た」という新情報をゲット。これはもう、高橋に何かしらの能力があるに違いないと確信する2人は、ショッピングモールから出てきた由美(夏帆)と瑞稀(志田未来)が通りかかったため取材攻勢をかける。そして岸本は、高橋本人への直接取材を行うことにする。
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一方、ホテル前で村上と世間話をしていた清美は、村上がふと発した「ホテルが無くなってしまう」という衝撃発言を聞き、真相を聞こうとするも「聞かなかったことにして」とはぐらかされる。食い下がる清美に村上が、お昼休憩に再会して話をしようと提案する。
職場で業務をこなしながら、高橋のどうでもいいガンプラの自慢話に適当に相づちを打ちながら内心はホテルの閉鎖話に不安になる清美。自分たちの知らない情報を知っているのは、きっと村上の正体は、ホテルの上層部ではないかと思いをめぐらせる。
そしてお昼休憩になり待ち合わせ場所で村上と再会した清美。村上が「今からちょっと信じられない話をするけど…とりあえず最後まで聞いてくれる?」と重い口を開いた。そして村上が「なんで僕がホテルが無くなることを知っているかというと…実は僕…〇〇人なのね」という衝撃発言。
放送終了後、SNS上には、「富士山の日に放送って、偶然なのか」「村上さんはもう一人の宇宙人かと思っていたら、〇〇人だったのか」「バカリズムこそ◯◯人なのかも」「小日向さんが普通のお金持ちなおじさんなわけないか」「今週の盛り過ぎ高橋さん、最高だった」「いつの間にか高橋さんに感情移入して、タクシーの運転手余計なことばっかり言いやがってと思ってしまう自分がいる」などのコメントが上がった。
また、「テレビ泥棒の中本さん(野呂佳代)がスナックのカラオケで何を歌っていたでしょうかという清美さんの問いにえりさん(坂井真紀)が、さだまさしの『償い』テレサテンの『つぐない』中島みゆき『後悔』… いろんな曲名を挙げるくだりが面白過ぎた」「えりさんの厚化粧が最高」「今週もスマホの写真だけで小野寺くんの出番はなかったな」といった声もあった。
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そのほか、「レイクホテル浅ノ湖に泊まりたい」「清美さんの元夫役が大倉孝二さんだったので声出して笑った」「このドラマは『涼宮ハルヒの憂鬱』の影響ありか」「梅本新市長(菊地凛子)が多目的施設を作る話をテレビのニュースでやっていた」「不倫や浮気、いじめとかドロドロした人間関係のドラマは苦手。職場の人と『面白かった』を共有できるのがうれしい」などのコメントもあった。
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