俳優阿部寛(60)が、4月期のTBS系連続ドラマ、日曜劇場「キャスター」(日曜午後9時)で主演を務める。テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し、悪を裁いていく社会派エンターテインメント。完全オリジナルストーリーで、「世の中を動かすのは真実!」という信念の男、進藤壮一を演じる。
3年ぶり6回目の日曜劇場主演となる阿部が、今回はキャスターになる。公共放送で社会部記者としてキャリアを積んだ進藤は、民放テレビ局の会長に引き抜かれ、視聴率低迷にあえぐ報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任する。生ぬるい報道体制を正すことを使命とし、真実を伝えるためには手段を選ばない型破りで破天荒な役どころ。
阿部は「この作品では、真実を追い求める男の信念と覚悟を全力で演じています。どこまでが正義で、どこからが悪なのか、見るたびに考えさせられるはずです。キャスターとしての責任と葛藤、その裏にある人間らしさも感じてもらえると思います。緊迫感あふれるシーンの連続なので、ぜひ最後まで見逃さずに楽しんでください」と意気込んだ。
ともに初共演の2人が支える。進藤に振り回されながらも奮闘する総合演出・崎久保華役を永野芽郁(25)、進藤に憧れるジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介をなにわ男子の道枝駿佑(22)が演じる。
永野は「阿部さんとはいつかご一緒したいと思っていたので、今回こうしてご一緒できるのが楽しく、刺激的な毎日です。道枝くんとも初共演なのですが、年も近いので華と本橋の関係性も含めて、一生懸命ふたりの凸凹コンビ感をつくっている最中です。そのコンビネーションも皆さんに期待していただけたら」とコメント。道枝は「おふたりに食らいつきながら毎日を過ごしています。登場人物の熱さが画面を通して伝わればいいなと思いますし、なかなか見ることのない報道現場の裏側も注目ポイントだと思います」とアピールした。
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伊與田英徳プロデューサーは「阿部さんがどんな役をやったらおもしろいのか? と考えているときにふと、キャスターはどうだろうと思い立ち、阿部さんに相談してこの企画に至りました」と明かした。「阿部寛さん演じる進藤が、悪いやつらをどんなふうに成敗するのか大変楽しみです。振り回されながらも、ある思いを届けようとする総合演出役の華が、逆風の報道の世界にどう立ち向かうのかも楽しみです。そして、志高く海外で報道を勉強していたAD本橋が、理想と現実のはざまで、どうやって自分の進むべき道を見つけるのかも楽しみでなりません」とコメントした。
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