記者団の質問に答える石破茂首相=25日午前、首相官邸 石破茂首相は25日、東京都内のホテルで開かれた故渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆のお別れの会に参列し、献花した。この後、首相官邸で記者団の取材に応じ「ジャーナリストとして強い使命感を持ち、歴史に対して透徹した目を持っていた。言論人としての責任をずっと果たしてこられた」としのんだ。
首相は「言論、新聞が民主主義の発展にとって根幹的な役割を果たす」との渡辺氏の言葉が「極めて印象的」と振り返った。「感情に左右されることなく、歴史にどこでどういう問題や誤りがあったかを常に冷徹な目で見ていた」と語った。