日10ドラマ『いつか、ヒーロー』に出演する長濱ねる(C)ABCテレビ 俳優の長濱ねるが、桐谷健太が主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『いつか、ヒーロー』(4月6日スタート、毎週日曜 後10:15)にレギュラー出演することが決まった。
【写真】桐谷健太主演『いつか、ヒーロー』謎を秘めたキャラクターたち 脚本家・林宏司氏によるオリジナル社会派ストーリー。金も無ければ仕事も無い、元児童養護施設職員のアラフィフ男・赤山誠司(桐谷)が、夢を失くしたかつての教え子たちとともに、腐った巨大権力相手に痛快な復讐劇を繰り広げる。
長濱が演じるのは、赤山が20年前に職員として働いていた児童養護施設「希望の道」出身で、赤山の教え子の1人、樋口ゆかり。真面目で成績優秀、面倒見が良く子どもの頃から皆の世話役的存在。
小さい頃の夢は「海外で活躍する通訳」になることだったが、現在は介護職に就いている。仕事に誇りは持っているが、過酷な労働に見合わない低賃金。今の生活から抜け出す術はないと、人生に諦めを感じ始めているところに、20年間消息不明だった赤山と再会し、物語が大きく動き始める。赤山のバディとして、教え子探しや復讐計画に協力していく。
長濱は、欅坂46を卒業後、俳優業に本格シフト。出身地の長崎を舞台にしたNHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』をはじめ、『院内警察』や『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』、現在も『アンサンブル』にメインキャストとして出演中。新作では、生きづらい世の中で懸命に生きる等身大のアラサー女性役に挑む。
■濱ねるコメント
――役どころと、演じるにあたっての思いを教えてください。
この世に希望なんてないと絶望しながら、それでも人を、世界を信じようとするゆかりの人柄に惹(ひ)かれました。密かに諦めきれないこと、胸の奥にしまった怒り、その一つ一つに丁寧に向き合って演じられたらと思います。
――視聴者へメッセージをお願いします。
隣に誰が住んでいるかもわからない冷たい世の中になってしまったと時代を嘆く声も聞こえてきますが、私はそうは思いません。寂しさの中にもきっと希望はあると信じているし、世界を変えてくれる何かに私たちは期待している。そんな光を届けられたらいいなと思います。