岩屋毅外相 岩屋毅外相は25日の記者会見で、ロシア軍の即時撤退を求める国連総会決議に米国が反対票を投じたことに関し、「わが国としては米欧双方としっかり意思疎通し、分断や対立ではなく協調して和平が実現するよう働き掛けていきたい」と述べた。
同決議はウクライナと欧州諸国が中心となって提出し、日本を含む賛成多数で採択された。米国、ロシア、北朝鮮などが採決で反対した。岩屋氏は「誤った教訓が導き出されれば、インド太平洋にも影響が及ばないとも限らない。そうならないよう各国との意見調整を行いたい」と表明した。