選択的夫婦別姓制度の導入を求める集会であいさつする立憲民主党の野田佳彦代表(中央)=26日午後、国会内 選択的夫婦別姓制度の導入を求める集会が26日、国会内で開かれ、30人余りの与野党議員が参加した。立憲民主党の野田佳彦代表は「保守とかリベラルではない。今国会中に実現できるよう頑張っていく」とあいさつ。主催者側によると、自民党の野田聖子元総務相も出席した。
集会はNPO法人「mネット・民法改正情報ネットワーク」が主催。公明、国民民主、共産、れいわ新選組、社民各党に加え、党内に慎重論が根強い日本維新の会の議員も参加した。公明の矢倉克夫参院議員は「自民とも協議し、与野党で合意できるよう力を尽くしたい」と訴えた。
一方、自民の「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」も同日、国会内で総会を開いた。会長を務める浜田靖一衆院議院運営委員長、小渕優子組織運動本部長ら12人が出席。制度導入を提言した1996年の法制審議会の答申を軸に議論を進めることを確認した。