DS、主力モデルの『DS4』や旗艦SUV『DS7』に、60年ぶり復活の名称を含む新グレードを追加設定

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2025年02月26日 21:30  AUTOSPORT web

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主力ハッチバックとなる『DS4』と、旗艦SUVの『DS7』に、フランス語で「星」を意味する新グレード“ETOILE(エトワール)”を追加設定
 フランスが誇る匠の技と文化を自動車で表現するべく、これまで新たな世界観を構築してきたDSオートモビルのうち、主力ハッチバックとなる『DS4』と、フラッグシップSUVの『DS7』に、フランス語で「星」を意味する新グレード“ETOILE(エトワール)”が追加設定された。さらに『DS7』のみ、同じく「宮殿」を意味する“PALLAS(パラス)”も加えられ、2月25日より発売開始となっている。

 ブランド4番目のモデルとして登場し「世界でもっとも美しいクルマ」に選出された『DS4』は、新たなデザイン言語として取り入れられた「革新しつづけるパリのものづくりの技と美学」を意味する“SAVOIR-FAIRE(サヴォア・フェール)”の概念に基づき、DSならではの新たなフレンチラグジュアリー像を体現している。

 エクステリアは全長を4415mmとし、プレミアムCセグメントのライバルより長く取ることで、より一層流麗で彫刻的なプロポーションを実現し、眼力を強調するDSマトリクスLEDビジョンを採用しつつ、フロントグリルはダイヤモンドをモチーフとした大小2つのパーツで構成することで、美しい幾何学模様のデザインに磨きが掛けられた。

 同じく2018年に発売されて以来、DSオートモビルの旗艦SUVを務めてきた『DS7』も、フロントフェイスの両脇に4本ずつ垂直方向のライトシグネチャーが特徴のDSライトヴェールを備えて光の装飾美を演出しつつ、パワートレインには1.6リッター直列4気筒直噴ターボにフロントモーター、リヤモーターを組み合わせた300PSを発生するプラグインハイブリッド『E-TENSE 4×4』を搭載するなど、つねに熟成が図られてきた。

 そんな2台ともに設定された新グレードの“エトワール”は、主要装備仕様を現行モデルの“OPERA(オペラ)”に準じており、主力Cセグハッチの『DS4』では1.5リッター直列4気筒ディーゼル(130PS/300Nm)を搭載するBlueHDiを、SUVの『DS7』では前述のとおり77kmのEV走行レンジと15.8km/L(WLTCモード)の省燃費性能を誇るAWDのプラグインハイブリッド(PHEV)モデルに設定された。

 フランスのパリにあるシャルル・ド・ゴール広場(旧名:エトワール広場)は、その名のとおり中心にそびえ立つ凱旋門から放射状に延びる12本の大通りを空から眺めた際、まさに「Etoile=星」の景色が広がることから親しまれた名称であり、19世紀以来、パリ国立オペラ座バレエ団のダンサーに与えられてきた最上位の地位も表している。

 新たにボンネットにあしらわれる「ETOILE」のエンブレムには、このようなアート、創造性および品質本位の精神が込められ、ともにシャイニーブラックのDSウイングや、リヤガーニッシュトリム(DS4)、サイドウインドウモール/ルーフレール(DS7)などが採用されている。

 一方『DS7』にのみ追加された“パラス”は現行モデル“RIVOLI(リヴォリ)”の主要装備仕様に準じ、その名称は1965年に登場した『DS 21』のグレード名として初めて採用されたもの。また、フランスのホテル格付けにおいて5つ星より上の最上級ランクに贈られる称号でもある。

 同じく「Pallas」の専用エンブレムが掲げられ、宮殿から着想を得たフレンチプレミアムの優雅さを表現するべく60年ぶりに復活する同グレードは、ボディカラーをノアールペルラネラのみの設定に。アルカンターラ/ファブリック/テップレザーのシートを採用する『DS4』を含め“エトワール”は3色展開となり、価格は『DS4 エトワールBlueHDi』が543万円、『DS7 パラス・プラグインハイブリッドAWD』が789万円、そして『DS7 エトワール・プラグインハイブリッドAWD』が819万円(いずれも税込)となっている。

DSコール TEL:0120-92-6813
公式サイト:https://web.dsautomobiles.jp/cpn/paris-new-models/

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