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【動画】『トレンケ・ラウケン』予告編
14時間を超える大作『ラ・フロール』のマリアノ・ジナスを筆頭に、協働的かつインディペンデントな映画制作を20年以上続けてきたアルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」。今、世界中の映画祭から注目されるこの集団の集大成的作品が、ラウラ・シタレラ監督『トレンケ・ラウケン』だ。
本作は、4時間超のボルヘス&ボラーニョ的迷宮ミステリーでありながら誰もが楽しめる娯楽作であり、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなど様々なジャンルや要素を越境しながら吸収して、誰も見たことのない境地へ観客を連れていく。
昨年、東京・下高井戸シネマにて12月26日から4日間限定で上映会が行われ、連日朝からチケットを求める行列ができるなど、パート1とパート2合わせて全8回の上映が満席に。年の瀬の上映にも関わらず、SNS上に2024年のベストテンに挙げる人が続出するなど、一瞬にして映画ファンの話題をさらった。
アルゼンチンの片田舎トレンケ・ラウケンで、ひとりの植物学者の女性ラウラが姿を消す。取り残された2人の男たち――恋人のラファエル、同僚のエセキエルーは、彼女を追って町や平原をさまよう。彼女はなぜいなくなったのか。この土地には何が眠っているのか。映画が進むにつれ物語は予想のつかない多方向へと広がり、謎はさらなる謎を呼び、秘密は秘密として輝きはじめる。
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また、予告編は昨年の東京フィルメックス、メイド・イン・ジャパン部門で監督作『ユリシーズ』が上映された新鋭監督・宇和川輝が担当。主人公ラウラと、2人の男性ラファエルとエセキエル、そして謎の妊婦が登場し、ラウラが見つけた“秘密”への手がかりが描かれている。
さらに、本作の劇場公開を記念して、ラウラ・シタレラ監督作品が4月26日よりユーロスペース、下高井戸シネマにて特集上映される。特集タイトル、上映作品等詳細は後日発表される。
映画『トレンケ・ラウケン』は、4月26日より全国順次公開。