大阪・新歌舞伎座で「前川清ファミリー劇場」(4月8、9日)を行う歌手前川清(76)が28日、同市内で抱負を語った。
同公演は、1部が人気テレビ番組「前川清の笑顔まんてん タビ好き」をコント芝居で披露。2部は「長崎は今日も雨だった」「そして、神戸」などのヒット曲を歌うコンサートという構成。共演は紘毅(ひろき)、前川侑那、えとう窓口(Wエンジン)。
「出身は長崎ですが、デビューした当時、父母が大阪の喜連瓜破に住んでいたんです。僕も何かあれば大阪に来てました。第2の故郷ですね。大阪のファンは気さくに声をかけてくれます」と前川。かつて内山田洋とクールファイブ時代は無口なイメージだったが、今では軽妙なトークで客席の笑いを呼ぶエンターテイナー。今回もコントと歌謡ショーの2本立て。
「若い頃はしゃべらなくても歌だけで拍手もいただけましたが、今はそれだけじゃダメです。お客さんに喜んでもらうためには、おしゃべりもコントも何でもやらなきゃ」と、新歌舞伎座でも「笑い」を約束した。
若い頃は酒やタバコに囲まれた生活だったが、70代の今は「夜10時以降はなるべく飲食しないよう意識しています。健康のためには歩くことも心がけています」と若さの秘密を明かした。
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