『公式海賊版 GACKTの言葉』 完全受注生産の最新刊『公式海賊版 GACKTの言葉』が、限定サイトのみでの予約受付を開始した。
【画像】デカデカと「海賊版」の文字も…実はGACKTも“公認” これまでに、本人公式の著書を何冊も出版し、ベストセラーも出している出版社が「海賊版」を作るという前代未聞の事態はなぜ起こったのか。ことの発端は、担当編集者がアジアのストリートを歩いた際の出来事だった。露店にてマイケル・ジャクソン、マイク・タイソン、マニー・パッキャオなど、世界の名だたるレジェンドたちの海賊版DVDが無断・無許可で公然と販売されている風景を目の当たりにした。
「世界のレジェンドたるもの、海賊版が販売されてこそレジェンドなのか」そう思った編集者は、あることに気づき、憤りを感じた。「なぜ、この場に日本のレジェンドであるGACKTさんの海賊版が無いのか」。いてもたってもいられなくなった編集者は、すぐさまにGACKTの海賊版書籍の作成に、無断・無許可で着手するという暴挙に出る。だが、完成が近くなったところで、GACKTの近所に住むという編集者は、「さすがに本人に何も言わないとヤバい」と感じ、あろうことかGACKT本人にその「海賊版」を披露する。
これにはさすがのGACKTも「本人を目の前にして海賊版を出すヤツ、なかなか居ないよ」と苦笑い。そこで編集者は、自身の思いを本人に熱く説明した。「世界中のレジェンドの海賊版が並ぶ中で、そこにGACKTさんの海賊版が無いのはおかしくないですか?」との問いに、GACKTは「…そうだな」と答えたという。その結果、「GACKT本人が海賊版をブラッシュアップする」という異例の事態に発展し、「公式」のお墨付きを出すに至ったという。
担当編集者であり、出版社NORTH VILLAGE代表の北里は「出版不況と言われる昨今、出版業界で後発の我々は、何かしら新しい仕掛けをしなければ、生き残っていくことはできない」とコメント。2025年の「芸能人格付けチェック!2025お正月スペシャル」において、個人連勝記録を81に伸ばしたGACKT。前人未到の記録を打ち立て続けるGACKTの「勝ち方」は『GACKTの勝ち方』に詳しいが、今回の新刊は、その「言葉」にフォーカスされている。本著はこれまでの本人のインスタや書籍、インタビューなどの中から厳選した言葉が編纂され、豪華ハードカバーにて限定発売が決定した。