中島健人、舞台あいさつで完全サプライズに感激「最上の幸せを感じています」恋愛映画の名手から

中島健人（30）とシンガー・ソングライターのmiletが28日、都内で映画「知らないカノジョ」（三木孝浩監督）初日舞台あいさつに登壇した。

中島が主演を務め、miletは映画初出演。最愛の人と出会わず立場が逆転した世界線で生きることになった夫（中島）が、人生のすべてを取り戻すために立ち向かう姿を描くファンタジックラブストーリー。恋愛映画の名手三木監督がメガホンを取った。

スケジュールの都合で登壇できなかった三木監督からは、中島宛てに花束とメッセージのサプライズプレゼントが届いた。紫吹淳（56）が代読し「自分に課したハードルを、その端正な見た目とは裏腹に泥臭く苦しみながらも必ず超えてくる真摯（しんし）なその姿に、現場では何度も心打たれました」などと明かされたほか、「また一緒に創る物語があることを願っています」と再タッグも呼びかけられた。

中島は念願がかない、今作で三木監督の作品に初参加。憧れの人からの完全サプライズでの贈り物に、中島は「胸いっぱいです。最上の幸せを感じています」と感激。中島と親交のある桐谷健太（45）は、涙を予見したのかすかさずハンカチを差し出さす一幕も。中島は「フライングハンカチ初めてなんだけと」と困惑し「早いから！　まだ泣けないですよ」と隙は見せなかった。

◆メッセージ全文

いつも求められる期待を超えて応えようとする健人くん。自分に課したハードルを、その端正な見た目とは裏腹に泥臭く苦しみながらも必ず超えてくる真摯（しんし）なその姿に、現場では何度も心打たれました。周りを幸せにするのは簡単じゃない。でもその喜びを胸にさらなる高みを目指し続ける中島健人は天性のエンターテイナーだと思います。この先のページは自紙だけれど、きっと健人くんの頭の中にはもうすでに目指す未来予想図があるはず。新しいページをめくって、リクのように自らの手でこれからも輝く人生を描いていってください。そしてつづったページの先のどこかでまた一緒に創る物語があることを願っています。