先週末は寒波のピークになりましたが、今週末は季節先取りの暖かさのピークになりそうです。2月に降水量が記録的に少なくなった関東などでは空気の乾燥が続いています。ただ、この天気にも3月に入って変化が出てきそうです。
きょうも3月下旬から4月中旬並みの陽気で、西日本や東日本を中心に上着がいらないくらいの暖かさになる予想です。最高気温は東京都心で19℃と、4日連続で15℃を超えるでしょう。那覇では25℃と、今年初めての夏日になりそうです。
こういった日は注意点が3つあります。1つ目は朝と昼間の寒暖差が10℃以上になることです。2つ目は花粉の飛散が増えることで、きょうの東京は極めて多く飛ぶ見込みです。3つ目は雪解けが加速することで、積雪エリアではなだれや落雪、土砂災害などの融雪災害にも注意が必要になります。
あすも春本番のような暖かさのところが多く、東京都心は今年初めて20℃に届くでしょう。ただ、週明けは気温が急降下して、火曜日の東京の最高気温は6℃の予想です。週末に今年一番の暖かさだったのが、火曜日には今年一番の寒さになるかもしれません。西日本でも真冬並みの寒さのところがありそうです。
この気温を押し下げるのが雨です。きょうの日中は全国的に晴れますが、夜になると、西日本の日本海側から雨が降り始め、週明けにかけて雨のエリアが広がる見込みです。雨が強まるところもあり、次第に冷たい雨になり、雪に変わるところもあるでしょう。東京都心など関東の市街地でも雪に変わり、積もる可能性が出てきています。ぎりぎりまで最新の予報を確認してください。
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雨が降るまでは関東や東北の太平洋側などで空気の乾燥が続きます。林野火災が続いている大船渡市でも2週間以上連続で乾燥注意報が出ていて、きょうも湿度が30％台まで下がりそうです。各地、火の取り扱いにはご注意ください。
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