SUGIZO、歌舞伎とロックの親和性語る「それまでの常識とか決まりを打ち破るような」

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2025年03月01日 15:32  ORICON NEWS

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JAPAN THEATER『SEIMEI』初日前会見に参加したSUGIZO (C)ORICON NewS inc.
 歌舞伎俳優の市川團十郎、関西ジュニア・Lil かんさいの嶋崎斗亜(※崎=たつざき)、ロックミュージシャンのSUGIZOが1日、東京・ THEATER MILANO-Zaで行われたJAPAN THEATER『SEIMEI』の初日前ゲネプロに参加し、取材会を開いた。

【写真】艶やかな装いで登場した嶋崎斗亜(Lil かんさい)&市川團十郎

 先に大阪公演を終え、東京に。大阪での公演を振り返った嶋崎は「やっぱり僕たちが普段させていただいく舞台やライブには絶対ない大向うがあった。『嶋崎〜』と言ってくださるお客さんとかもいらっしゃった。すごく新鮮で、めちゃめちゃうれしいなという気持ちで楽しく、毎回新鮮でした」とする。團十郎も「斗亜くんは歌舞伎の感じが新鮮なんでしょうけど、斗亜くんのファンの方々は非常にお若いので、私の方が若い方は目の前にいっぱいいらっしゃる時はやっぱり新鮮だなと思います。お互い当たり前に思ってることが、お互いにとっては新鮮だったりするんだな今感じてます」と話した。

 21日の公演にSUGIZOが特別出演することも決定。大阪公演も鑑賞したそうで「本当に素晴らしかったので、そこからアップグレードしてるということはとても期待をしています」と笑顔を見せる。「もともと歌舞伎の存在自体が古典でありながら、ロック的な芸術だと認識しています。それまでの芸術の常識とか決まりを打ち破るような、ある意味アナーキズムな空気がある。その意味ではロックミュージシャンとの相性はとてもいいんじゃないかなと思います」と呼びかけていた。

 本作は、世界に誇る日本のクリエイターが集結し、安倍晴明の世界を新しいエンターテイメントとして舞台化する邦楽劇。脚本は数々の歌舞伎の脚本、補綴を務める今井豊茂、演出は多くのゲームを手がける広井王子、楽曲は世界的ミュージシャンのSUGIZO、邦楽作曲には歌舞伎など多数の舞台に出演しながら作曲活動も行う今藤長龍郎、神楽振付には世界のトップアーティストの専属ダンサーを務めるケント・モリ、歌舞伎音楽は歌舞伎公演の出演を続けながら公演制作やプロデュースを手掛ける田中傳次郎といった面々が集結した。

 JAPAN THEATER『SEIMEI』は、きょう1日から24日まで同所で。

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