杉村太蔵氏、オンラインカジノ問題での活動自粛に私見「期限を決めてもいいんじゃないかな」

元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏（45）が1日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」（土曜午前11時55分＝関西ローカル）に出演。オンラインカジノ問題をめぐる、活動自粛の動きについて私見を述べた。

オンラインカジノをめぐっては、令和ロマン・高比良くるまが、大学時代の友人の誘いを受け、違法ではないという認識で2019年から2020年末まで1年間ほど利用していたことを認め、無期限の活動自粛を発表した。

杉村氏は、「僕が言いたいのは、（違法性を）知らなかったということが残念ながら何一つ言い訳にならない」としたうえで、「だからといって、今の現状は無期限活動自粛でしょ？　僕だったら最初に期限を決める」と述べる。

「よく市長とか大臣とかも、まずいことをしちゃった場合、『3カ月間、30％報酬を減額します』って、必ず期限があるんですよ、罰には。少なくとも期限を決めてもいいんじゃないかなと思います」と語った。

これにMCの今田耕司（58）は「たぶん期限を決めて（自粛すると）、『なんや、1カ月後にはしれっと戻ってくんのかい』っていうところで、またバッとたたかれる。だから余計に『最初から期限なんか切らんかったらよかった』という判断だと思うんです。今の世の中の、最近の厳しい流れで言うと」と推し量った。

杉村氏は、「たとえば『不倫がバレたら活動自粛3カ月』とか…」と言いかけたところで「何言ってるんだ」と自らツッコミを入れて苦笑。「たとえば、ですよ！　全部、罪刑法定主義だから。その罪に対してはこれだけの刑がありますよっていうのが…」と、あらかじめ罰則の基準を明確にしておくべきだと訴えた。

今田は「太蔵くんが言うのは、（自粛期限を）3カ月と切る、でもその人の仕事がなかったら、実質無期限で干されているようなもんやけど、それはもうしょうがないということ」と納得。

杉村氏も「我々は人気商売なので。一応、活動自粛期間としては設けます、と。その後オーダーがあるかどうかは別の問題」と改めて説明していた。