2008年2月25日生まれで現在17歳のデンナーは、身長175センチメートルの左利きのDF。左サイドバックを本職としており、アーセナルに所属しているブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスのいとことも言われている。コリンチャンスの下部組織出身で、まだトップチームデビューは果たしていないものの、U−20チームで印象的なパフォーマンスを見せていることから、欧州の複数クラブから関心が寄せられている。
そんなデンナーだが、早くも移籍先が決まったようだ。今回の報道によると、チェルシーが移籍金1000万ユーロ（約16億円）にパフォーマンスに関連する400万ユーロ（約6億円）の追加オプションと税金の支払いが付随した条件でコリンチャンスと合意に至ったという。また、ブラジルでの報道によると、契約には15パーセントの売却条項も付随していることが報じられている。
なお、FIFA（国際サッカー連盟）の規定でヨーロッパへの移籍が可能となるのは18歳の誕生日を過ぎた後になることから、デンナーがチェルシーに加入するのは2026年夏となるが、同選手は2032年6月30日までとなる7年契約を締結することにもなるようだ。
チェルシーでは2022年5月にオーナーが交代して以降若手選手の獲得に力を入れており、すでに今年の4月24日に18歳の誕生日を迎えるブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアン（パルメイラス）や、同じく5月4日に18歳となるエクアドル代表MFケンドリー・パエス（インデペンディエンテ・デル・バジェ）などの今夏の加入が内定しているほか、2026年8月12日に18歳となるU−17カザフスタン代表FWダスタン・サトパエフ（カイラト・アルマトイ）と共に、2026年夏にはデンナーも加入することになりそうだ。
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