映画『グランメゾン・パリ』(公開中)(C)2024映画『グランメゾン・パリ』製作委員会 木村拓哉主演の映画『グランメゾン・パリ』が、昨年12月30日に公開されてから、今月2日までの公開63日間で観客動員数279万人突破、興行収入40.2億円を超えたことがわかった。いまだ、300館を超える劇場で上映が続いており、さらに記録を伸ばしそうだ。
【場面カット】近距離でじっと見つめ合い…木村拓哉&鈴木京香のシーン 2月頭には、2019年に放送されたドラマ『グランメゾン東京』のリメイク版が、トルコと韓国で進行していることも発表されるなど、海を越えて広がっている本作。3月28日から台湾、4月3日からはタイでの公開も決定。そのほか、韓国や香港などのアジア地域でも公開が予定されており、舞台となったフランス・パリ以外での海外での上映も続々と決定している。
2019年にTBSの日曜劇場枠で放送され、多くの作品ファンを生み出したドラマ『グランメゾン東京』の続編。木村演じる、料理に人生をかけるフランス料理のシェフ・尾花夏樹が、鈴木京香演じる女性シェフ・早見倫子と出会い、周囲と衝突しながらも日本で三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げる姿が描かれた。
映画では、「グランメゾン東京」が日本で“三つ星”を獲得した後、尾花と倫子が、フランス料理の本場・パリで、新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げ、アジア人初となるミシュラン“三つ星”を獲得するために奮闘する。
名だたる巨匠たちがしのぎを削る本場フランスで、フランス料理で “三つ星”を獲得することは、尾花にとっての悲願。だが異国の地のシェフにとっては、満足のいく食材を手に入れることにすら高い壁があり、“三つ星”に選ばれるなど夢のまた夢。「グランメゾン・パリ」は結果を出せない日々が続いていた。そしてあるガラディナーでの失態が原因で、かつての師と「次のミシュランで三つ星を獲れなければ、店を辞めフランスから出ていく」という約束を交わしてしまう尾花。挫折や国境の壁を乗り越え、仲間と共に世界最高峰の“三つ星”を手に入れることはできるのか!?