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【写真】シソンヌじろうをmaegamimami描きおろしの女性たちが囲む! おしゃれなビジュアル
今作が第一弾公演となる“平凡パンチライン”は、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、猫背椿、中井千聖の5人の女優が創案し、企画から参加。宮藤官九郎が「どんな役をやってみたいか?」というお題をなげ、5人がリクエストした人物像をもとに設定を起こし、相関図とプロフィルを作成。そこにさらに女優自らが肉付けしてでき上がったバカバカしくも厚みのあるキャラクターたちを、さらに宮藤が物語の中で輝かせていく。
演出は女優・演出家として活躍し、2023年の舞台『阿修羅のごとく』にて第30回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞した木野花。
とある東北の田舎町で繰り広げられる、5人の嫁と夫のめくるめく物語。大人計画公演には今回初参加となるシソンヌじろうが、5人の女優の相手役としてさまざまなタイプの人物を演じ分ける。
この度解禁されたチラシビジュアルには、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクションや、日本人で初めてハーゲンダッツのパッケージデザインを手掛けたイラストレーターのmaegamimamiが参加。maegamimamiが描きおろした5人の多彩な女性たちが実写のシソンヌじろうを囲んでいる、写真とイラストが融合したスタイリッシュなビジュアルとなっている。その裏面は、白い衣裳に身を包んだキャストたちを、同じくmaegamimamiが描いたカラフルな花たちが彩るデザインに仕上がった。
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木野は「(平凡パンチラインの)ひとりひとりが本当に個性的なんですよね。4兄弟をシソンヌさんがひとりで演じる。そこに、夫のお父さんの若い嫁と、4人の嫁、というこの設定がすごい。4人姉妹じゃなくて嫁。嫁をやらせたらピカイチな人たちの集まりという感じで。その設定だけでもう大変なことになる(笑)。未知の世界に踏み込むような怖さと、ワクワク感と、楽しみでいっぱいの状態です」と語っている。
じろうは「舞台を主戦場にやってきた方達と、舞台上でぶつかり合うというのは、すごい楽しみですね。いい舞台にしたいと思います。共演する女優の方達に『楽しかった』と最後に言ってもらえたらいいなと。たくさん笑いをとれたらうれしいです」とにこやかに語る。
池津は「わたしが最初に言ったのは、人間のいろんな感情を見せれるようなこと(役柄)をやりたいと」と宮藤に伝えたことを明かし、シソンヌとの共演については「もう楽しみでしかないですよ! コントでやられているいろんな人物像がおもしろいし、リアリティがあるし」と喜びをにじませた。
伊勢は「旦那さんに服従してる、あまり深くものを考えていない奥さんを(自分に)書いて下さって。今まで自分がやっていなかった役をやるので、ちょっと恥ずかしい気持ちもありますが、そんな自分をぜひ観に来ていただきたい」とコメント。
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猫背は「プロットを読む限りだと、(自分の役は)悪い人ではないんだけど、ひどい人だなと思いました(笑)」と語り、「今回初めてご一緒するじろうさんと中井ちゃん、30年一緒にやっている、池津さん、伊勢さん、宍戸さんと共に、誰が一番熱い嫁なのか? わたしが一番熱い嫁なのだ! というバトルをがんばりたいです」と意気込む。
中井は、共演のシソンヌについて「翻弄されてみたいですね。私もじろうさんを困らせられるかな」とほほえみ、「絶対におもしろくなります! 楽しみにしてて下さい」と呼びかけている。
平凡パンチラインvol.1『Wife is miracle〜世界で一番アツい嫁』は、東京・本多劇場にて6月19〜29日上演。