
【写真】神山智洋、味覚失ったスゴ腕フレンチシェフに!
寺の境内で、平日の夜のみ営業するトリコロールのおしゃれな屋台 。情景を思い浮かべただけで足を運んでみたくなる店が、この春オープン。屋台を営むのは、料理の腕は一流だけど、ワケあって味とにおいが分からなくなったフレンチシェフ・翔太と、料理はできないけど、味には敏感な落ちこぼれ僧侶・輝元の2人。仕事の壁にぶちあたり人生の岐路に立たされた2人が、ひょんなことからタッグを組むことに。
主演のフレンチシェフ・翔太を演じるのは、WEST.の神山智洋。地上波連続ドラマの単独主演は初めてとなる。神山自身、食べるのも料理を作るのも大好きだという。一方、バディを組む落ちこぼれ僧侶を演じるのは、Travis Japanの中村海人。袈裟をまとい合掌する姿はすっかり様になっていて、神山も驚くほど。ドラマでの共演は初めての2人、どんなバディ感を見せてくれるのか?
神山は「地上波の連続ドラマで、単独主演は初めてなので、率直にうれしかったです。ただ、パリの一つ星レストランで修行したシェフの役と聞いた時は、華麗な包丁さばきを求められるのかなと不安になりました。監督から、料理は、一つ一つ丁寧に確認しながらやっていくので大丈夫ですと説明を受け、安心しました」と振り返る。「土曜の夜の放送なので、ゆっくりご覧いただいて、寝る前の息抜きになればいいなと思います。料理を通して屋台に来て下さるお客さんの思い出を呼び起こしたり、心を解きほぐしていきます」と視聴者によびかけた。
一方、共演の中村は「一週間頑張ったあとの土曜の夜に相応しいドラマだと思っています。翔太と輝元のやりとりは、『青臭いなぁ、この2人』という感じで笑えるし、屋台の料理に加えて、訪れるお客さんのストーリーがすごく温かいんです。このドラマを見れば、人と触れ合いたくなるし、すごく安心できる、ほっこりできるドラマになっていると思います」とメッセージを寄せている。
ドラマ『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』は、東海テレビにて4月12日スタート。毎週土曜23時40分放送。
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<コメント全文>
■神山智洋
ーーオファーを受けた時の気持ちを教えて下さい。
地上波の連続ドラマで、単独主演は初めてなので、率直にうれしかったです。ただ、パリの一つ星レストランで修行したシェフの役と聞いた時 は、華麗な包丁さばきを求められるのかなと不安になりました。監督から、料理は、一つ一つ丁寧に確認しながらやっていくので大丈夫ですと説明を受け、安心しました。
――シェフ役ですが、ご自身は料理をしますか? 得意料理があれば教えて下さい。
食べるのがめちゃくちゃ好きなんです。母が仕事を持っていたので、中学生の頃から妹のためにご飯を作っていました。本当にもう、「ザ・家庭料理」です。よく作るのは、オムライスです。卵はできるだけ半熟にして、ちゃんと卵で包むタイプです。洋食屋さんで出てくるようなオムライスを作りたいと思って、卵を溶いた後で、一回ザルで濾しています。そうするとすごく綺麗な黄色いオムライスができるので、出来上がった時に感動しますよ。
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運動会や遠足の時に、母が作ってくれたお弁当は、とてもよく覚えています。母の甘い玉子焼きが大好きで…。それ食べるとその当時の景色というか、一瞬で子どもの頃に戻ることができますね。屋台と言えば、博多のようにずらっと並んでいるイメージですね。屋台で食べるラーメンは美味いです!
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします 。
土曜の夜の放送なので、ゆっくりご覧いただいて、寝る前の息抜きになればいいなと思います。料理を通して屋台に来て下さるお客さんの思い出を呼び起こしたり、心を解きほぐしていきます。視聴者の皆さんにとっても、「あの時のご飯は美味しかったな」とか「あのご飯を食べた時は楽しかったな」とか、思い出せるような作品になればいいなと思います。そして屋台で登場した料理を「明日作ってみようかな」と思ってもらえるような、飯テロ的なドラマにもなったらいいですね。今回、Travis Japanの中村海人と一緒に出演するので、僕ら2人のデコボコ感というのも楽しんでいただきながら、物語の温かな空気を存分に感じていただければと思います。
■中村海人
――オファーを受けた時の気持ちを教えて下さい。
僧侶の役は初めてで、新しい自分になれるんだなと思いうれしかったです。自分の演技の糧にもなるかなと思います。頭を坊主にするのかなと期待したのですが、宗派によって違うと聞きちょっと残念でした。お経を覚えるのは大変そうですが、感謝の想いなどを込めて読経されていると聞いたので、気持をこめて唱えようと思っています。
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ダイエットを始めようと思っていて、メンバーから薦められて、先日初めてみそ汁を作りました。鍋やお椀、みそを溶かす調理器具などもそろえたのですが、おたまを買い忘れてしまって…。みそ汁を鍋からお椀に注ぐ際に「バッシャーン」とこぼしてしまいました。でもそのみそ汁が美味しくて、白米まで食べてしまいました。自分で料理をするというのは、こんなに感動するんだと思いましたね。
――屋台にまつわる思い出はありますか?
子どもの頃に行った地元の祭りの屋台です。肉入りの餡を小麦粉の生地で包んで焼いた、焼き餃子のようなものが売られていて、「シャーピン」と呼ばれていました。食感がモチモチしていて美味しかったです。屋台といえば、これを思いだします。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします 。
一週間頑張ったあとの土曜の夜に相応しいドラマだと思っています。翔太と輝元のやりとりは、「青臭いなぁ、この2人」という感じで笑えるし、屋台の料理に加えて、訪れる お客さんのストーリーがすごく温かいんです。このドラマを見れば、人と触れ合いたくなるし、すごく安心できる、ほっこりできるドラマになっていると思います。楽しみにしていただけたらうれしいです。
■プロデューサーコメント(東海テレビ 遠山圭介)
これまでドラマの世界では数々のバディものが生まれてきましたが、今回土ドラが送り出すのは「フレンチシェフ」と「寺のお坊さん」という異色のタッグ。料理で胃袋を、説法で心を満たしてくれる、ちょっと不思議なコンビが誕生します。
グルメドラマでフレンチのシェフ、というと華やかな料理をイメージするかもしれませんが、「ミッドナイト屋台」で登場するのはどれも素朴な家庭料理がほとんど。でもどの料理にも、翔太の優れた技術と輝元の慈悲の気持ちが込められていて、次第に唯一無二のご馳走に見えてきます。
お互いの足りない部分を補いあう2人は、すぐにケンカをし、すぐに仲直りをしながらともに成長を遂げていきます。皆さんも神山さんと中村さんが演じる凸凹コンビの行く末を一緒に見守っていただければと思います。
新生活がスタートする4月に、皆さんの新たな居場所となるような素敵な屋台に仕上がっているはず。是非ご期待ください!