画像提供:マイナビニュース音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」は、全国の10代、20代、30代、40代以上の各世代の男女を対象に「卒業ソング」に関するアンケートを実施した。
アンケート結果をもとに、世代ごとのランキングを1位から10位まで、選曲理由とともに公開する。
また、今回同時に世代別の“卒業旅行”に関する調査結果も発表する。
○■10代が選ぶ「卒業ソングランキングTOP10」
10代の卒業ソングランキングでは、RADWIMPSの「正解」が1位となった。
選曲理由として、「歌詞が次のステージへ踏み出す卒業生にぴったりだから」「学校生活の日常が歌詞に込められているから」「担任の先生が好きだった曲だから」「お世話になった人に感謝を伝えられる曲だから」などが挙げられた。
卒業という旅立ちの瞬間に寄り添う楽曲として、多くの支持を得ている。
続いて、2位には卒業ソングの定番曲であるレミオロメンの「3月9日」がランクイン。
この楽曲を選んだ理由として、「卒業式で歌ったから」が最多であり、卒業生を送る曲や卒業式の退場曲として、小中高で繰り返し聴いてきたという回答が多かった。
また、10代のランキングにはMrs. GREEN APPLEの楽曲が「僕のこと」(4位)、「春愁」(5位)の2曲がランクインし、10代の間での人気の高さがうかがえた。
○■20代が選ぶ「卒業ソングランキングTOP10」
20代のランキングでは、レミオロメンの「3月9日」が1位に選ばれた。
選曲理由には、「中学の卒業式でみんなで泣きながら合唱した」「卒業式の練習で何度も歌った」「先輩たちが歌っていて印象的だった」「音楽の教科書にも載っていて、全国の学校で歌われているから」などがあった。
卒業式には欠かせない楽曲として、多くの人が思い浮かべる曲となっている。
また、20代のランキングでは、乃木坂46の「サヨナラの意味」(7位)や日向坂46の「卒業写真だけが知ってる」(10位)がランクイン。
「サヨナラの意味」には「別れの寂しさだけでなく、これからの未来にも希望を持てるから」「乃木坂46のメンバーが卒業する際に歌われる名曲だから」といった意見が寄せられた。
「卒業写真だけが知ってる」には「卒業写真を見返しながら、過去を思い出す歌詞が心に響く」「曲名にも卒業が入っていて、そのものズバリの曲だから」との声があった。
○■30代が選ぶ「卒業ソングランキングTOP10」
30代の卒業ソングランキングでも、20代に続きレミオロメンの「3月9日」が1位となった。
選曲理由には、「後輩たちが歌ってくれて感動した」「中学生の卒業式がちょうど3月9日だった」「高校3年生の時に3年間お世話になった先生にクラスのみんなで歌った」などが挙げられた。
後輩から先輩へ、卒業生から先生へと、サプライズで歌うなどのエピソードが多かった。
また、30代のランキングには、BE:FIRSTの「Bye-Good-Bye」(7位)、コブクロの「桜」(8位)、Janne Da Arcの「振り向けば・・・」(9位)がランクイン。
選曲理由には、「別れが新たなスタートになるという前向きな歌詞が卒業にふさわしい」「それぞれの道を進むことを感じさせる」「平成世代の青春ソングとして刺さる」といった意見が寄せられた。
○■40代以上が選ぶ「卒業ソングランキングTOP10」
40代以上の卒業ソングランキングでは、荒井由実の「卒業写真」が1位となった。
選曲理由には、「好きだった先輩を送り出すときに流れた曲で、自分の青春の1ページ。今でも聴くと胸が締めつけられる」「学生時代の思い出が詰まった曲だから」「懐かしく、当時のことがよみがえる」などが挙げられた。
卒業の切なさや青春時代の思い出とリンクする楽曲として、多くの支持を集めた。
また、40代以上のランキングでは、斉藤由貴の「卒業」(2位)、柏原芳恵の「春なのに」(7位)、松田聖子の「制服」(9位)、菊池桃子の「卒業-GRADUATION-」(10位)と、昭和を代表するアイドルの楽曲が多くランクインした。
斉藤由貴の「卒業」については「制服の第二ボタンを渡す文化を思い出す」「高校時代、遠距離恋愛の彼が好きだった曲だから」、柏原芳恵の「春なのに」については「卒業の喜びと別れの切なさが絶妙に表現されている」、松田聖子の「制服」については「好きな人に想いを伝えられないまま卒業した頃の記憶がよみがえる」、菊池桃子の「卒業-GRADUATION-」については「青春時代の名曲で、当時の恋愛と重なる」といった意見が多く寄せられた。
○■世代別“卒業旅行”調査結果
今回のアンケートでは、卒業ソングとあわせて、10代、20代、30代、40代以上の各世代に“卒業旅行”についても調査を実施した。
その結果は以下の通りである。
○Q. 卒業旅行には行く予定もしくは行ったか?(自由回答)
<10代>
「はい」…41%
「いいえ」…59%
「はい」と回答した10代の卒業旅行先として、最も多かったのは「東京ディズニーリゾート」であった。
次いで「大阪」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「東京」「京都」の順となった。
友人同士で楽しく思い出を作ることができるテーマパークや観光地が人気を集めた。
<20代>
「はい」…47%
「いいえ」…53%
20代の卒業旅行先としても、最も多かったのは「東京ディズニーリゾート」であった。
次いで「東京」「大阪」「京都」「沖縄」がランクインした。
20代では、海外旅行先として「韓国」を挙げた人が最多であり、コロナ禍で海外旅行を控えた影響もあり、国内旅行を選んだという回答もあった。
<30代>
「はい」…47%
「いいえ」…53%
30代の卒業旅行先としても、「東京ディズニーリゾート」が最多であった。
次いで「沖縄」「京都」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「韓国」がランクインした。
30代では海外旅行先として「ヨーロッパ」が最も多いという結果になった。
<40代以上>
「はい」…40%
「いいえ」…60%
40代以上の卒業旅行先も、「東京ディズニーリゾート」が最多であった。
次いで「北海道」「京都」「沖縄」「温泉」が挙げられた。
10代〜30代と異なる点として、40代以上では「スキー旅行」を卒業旅行先に挙げる人が多かった。
○【調査概要】
調査主体 :LINE MUSIC株式会社
調査対象 :全世代・男女
調査期間 :2025年2月13日(木)〜2月16日(日)
調査方法 :LINE MUSICのLINE公式アカウントによるアンケート調査
有効回答人数 :2,266名()