レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督 [写真]=Getty Images レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が、バイエルンとの“新旧王者”対決への意気込みを語った。4日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
2022年10月のシャビ・アロンソ監督就任後、躍進が続いているレヴァークーゼン。昨シーズンはブンデスリーガで史上初の無敗優勝を成し遂げると、DFBポカールも制覇して2冠を達成。今シーズンは連覇を目指すブンデスリーガで2位に甘んじているが、2年ぶりに参戦したCLではリーグフェーズを5勝1分2敗という成績で終え、5位でベスト16へのストレートインを決めた。
ラウンド16で相対するのは、言わずと知れた国内屈指の名門バイエルン。昨シーズン、タイトルを譲るまではブンデスリーガを11連覇しており、今シーズンはレヴァークーゼンに「8」ポイント差をつけ、2年ぶりのマイスターシャーレ獲得へ突き進んでいる。CLではリーグフェーズを12位で終えたものの、プレーオフでセルティックを撃破し、17連続でラウンド16へ駒を進めた。
シャビ・アロンソ監督はレヴァークーゼン就任以降、バイエルンと合計6試合を戦い、その戦績は3勝3分とここまで無敗を維持。直近で行われたブンデスリーガ第22節ではスコアレスドローに終わったものの、相手のシュートをわずか2本に抑えるなど内容面では圧倒した。
それでもシャビ・アロンソ監督に慢心はない。敵地『アリアンツ・アレーナ』でのファーストレグを前にした会見では「我々は調子が良いし、バイエルンに戦いを挑めるということをもう一度証明したい」と前置きしつつ、次のように言葉を続けている。
「CLとブンデスリーガがまったく違うものだということも理解している。CLはより感情的であり、その感情をコントロールすることが最も重要だ。たった5分間の悪さで敗退することもある。我々はお互いのことをよく知っているし、最近も対戦した。悪い瞬間があってもそれに対処できるように努めなければならない。相手はバイエルンでドイツ最高のチームだ。だが、最高のチームが常に勝つとは限らない」
注目の一戦は日本時間6日の午前5時にキックオフを迎える。