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元HKT48の女優兒玉遥(28)の卵子凍結をめぐる投稿を受け、担当した六本木レディースクリニックが6日までに公式サイトを更新。声明を発表した。
兒玉は1日にX(旧ツイッター)を更新。2月28日に配信されたABEMA「ダマってられないおんなたち」で、卵子凍結に再挑戦する模様が放送されたが、密着取材を受けるにあたって、前回担当した女性医師の診察を希望していたにも関わらず、男性である院長が担当になったことについて「結果的に、撮影当日は男性院長による診察・内診のまま進行し、エコー検査の場面も撮影されてしまいました。私は『男性に局部を見られているところを撮影されている』という点をどうしても避けたい気持ちがあり、その希望が通らなかったことに精神的な負担がありました。手術自体は無事で、高水準の医療を受けられたことには感謝しています。しかし、『自費で受ける医療でありながら、女性医師を選ぶことができなかった』という点においてはどうしても納得がいきませんでした」と思いを明かし、オンエアを視聴して「やはりモヤモヤと不快な思いが残ってしまいます」と吐露していた。
同クリニック側は今回の声明で、院長が担当した経緯について「オンエアされた番組動画でも言及されているように、兒玉様の血液中のAMHの値は極めて高く、多のう胞性卵巣症候群の中でも当方としては治療に苦慮する状態でした。また、番組動画でも放映されていたとおり、兒玉様は、2024年12月に当院での治療を開始されましたが、卵胞の発育が十分でなく、初回の採卵には至りませんでした。それには、上記の多のう胞性卵巣症候群との関連が疑われるところであり、治療においては熟練した医師が卵胞育成の段階から関与し、診察ごとに卵胞発育のための投与量を適宜細かく調整しながら経過を管理することが必要であると判断いたしました」と説明した。
また、番組側から密着取材の申し出があった際に、治療の難易度や放送による影響を考慮して「今回の治療は小松院長が対応すること」「女性医師の対応を希望される場合は、密着取材は見送り、他院での治療をご検討いただくこと」の2点を条件として提示し「この方針については、番組制作会社を通じ、複数回にわたり兒玉様にお伝えしており、また、兒玉様よりご了承いただいた旨、番組制作会社よりご報告を受けました。その後、治療開始にあたり、2025年2月に兒玉様ご本人との顔合わせの場を設け、小松院長が担当することについて小松院長本人より再度説明させていただき、兒玉様よりご了承をいただいております」とした。
また、治療開始後に番組制作会社を通じて女性医師への変更の打診を複数回受けたことを明かした上で「しかし、卵胞の育成途中での担当医変更は異例であり、特に育成が困難な症例では医師の交代が治療の成否に影響を及ぼす可能性がある為、当院としては対応できない旨をお伝えしてまいりました。ただし、採卵手術直前になってもなお女性医師への変更希望があった為、手術前日に小松院長より兒玉様のマネージャーに連絡し、ここまで計画通りに卵胞育成もできているため、採卵手術を女性医師で対応することも可能であることをご案内しました。しかし、マネージャーより、兒玉様ご本人は急な担当医変更に不安があるため、小松院長に引き続き採卵手術をお願いしたいとご意向をいただき、予定通り、小松院長が採卵手術を担当いたしました」と説明した。
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兒玉の投稿内容について「当院では、初回の説明の段階から、女性医師が担当できない旨を明確にお伝えしておりました。しかしながら、撮影前日になって当院が急に女性医師の対応が困難であると伝えたかのような発信がされている点については、事実とは異なるものと考えております」と反論。「当院では、患者様の安全を最優先に考え、最善の医療提供に努めております。本発表を行うにあたり、当院は関係者との経緯確認を慎重に行い、メールや音声データなどの記録をもとに事実関係を精査したうえで、適切な情報を提供するよう努めてまいりました。今後とも、皆様に信頼いただける医療機関であるよう、誠実な対応を徹底してまいります」とした。
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