去年9月に続き、2回目です。きょう昼前、走行中の東北新幹線で、車両と車両の連結が外れました。北陸新幹線など各新幹線で一時運転の見合わせが相次ぎ、影響が広がっています。
記者
「新幹線の車両と車両とをつなぐ連結部が外れてしまっています」
東京・荒川区のJR西日暮里駅近く。緊急停止した東北新幹線です。緑の車両が「はやぶさ」、赤が「こまち」です。
きょう午前11時半ごろ、東北新幹線「はやぶさ・こまち21号」で、上野-大宮間を走行中に車両の連結が外れました。
京浜東北線のホームで騒然とする利用客たち。視線の先にあるのは、外れてしまった連結部分です。
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線路上で、車両点検を行う作業員。
記者
「午後1時すぎです。停車している新幹線の車内には乗客の姿も見えます」
当該列車に乗車
「ゆっくり走ってはいたんですけど、きゅっという感じで止まりましたね。隣の赤ちゃん連れのお母さんは（子どもが）ぐずったので、ずっと席を立ってあやしていますね」
「お客様の救済列車などの準備を同時に進めております」
JR東日本によりますと、乗客およそ650人にけが人はいないということです。
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記者
「午後2時の東京駅です。モニターを見ますと、北陸新幹線や東北新幹線の遅れや運転見合わせの文字が並んでいます」
この影響で、東北新幹線だけでなく、山形、北陸新幹線なども最大およそ3時間にわたって運転を見合わせました。
東北新幹線をめぐっては、去年9月にも…。
記者
「東北新幹線の上空です。通常は連結している2台の車両が分離してしまっています」
時速およそ315キロで宮城県内を走行中、車両の連結部分が外れ緊急停止。当時、JR東日本は、強制的に車両を分離するスイッチの裏側から金属片が見つかったとして、この金属片が誤作動を引き起こしたとする調査結果を発表しました。
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度重なるトラブルに、揺らぐ“安全神話”。大きな事故につながっていないことが、不幸中の幸いと言うほかありません。
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