WOWOW山本均社長が6日、都内の同局で定例会見を行い、香川照之(59)が「連続ドラマW 災」(4月6日スタート、日曜午後10時)で3年ぶりにドラマ復帰することに「香川さんが適任と判断した」と語った。
香川は、22年に一部週刊誌で女性へのハラスメントを報じられ、映画、ドラマ、CMなどを次々と降板。同年12月に市川中車として歌舞伎で仕事復帰している。
同社のガイドラインに従っての起用、制作であるとし、山本社長は「逮捕されたとかの事案ではなく、ガイドラインには触れていないという判断。週刊誌報道の事実しか分からないことを前提に番組を降板されたりいろいろなことがあった。そういうことも含めて松竹で歌舞伎に復帰されており、総合的にガイドラインで判断した。これがあったからOK、NGというのではなく、トータルでの判断」とした。
その上で「この作品にふさわしい役者は誰か、という議論の中で、香川さんが適任と判断した」と語った。
作品は香川の主演で制作されるオリジナル。罪なき6人の主人公たちのもとに忍び寄り、災いをもたらす男を6役演じている。
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